隣国に届く手紙を検閲するアドベンチャーゲーム『Your letter has been rejected.』の完成度の高さがSNSで話題だ。本作は現在、ブラウザにて無料プレイ可能となっている。
制作者であるプログラマーAZ.氏の投稿には、「多くの人にプレイしてほしい」、「映画を観終わったような満足感」、「面白かった」といった好意的な意見が多数寄せられた。
貴殿を検閲官へと任ずる。
— AZ. (@az_period) December 29, 2023
問題がある手紙は、決して送り届けてはならない。
我らがグルツァナに栄光あれ。
Your letter has been rejected. – AZ. | フリーゲーム投稿サイト unityroom https://t.co/9f0xsXGQ5X #unity1week pic.twitter.com/zpJIpgjujV
本作は、入国審査官となる名作ADV『Papers, Please』によく似たプレイフィールを実現している。プレイヤーは自身が住む国グルツァナの検閲官に任命され、隣国のレスノリア公国に送られる手紙に怪しい部分はないか、じっくりと手紙を読み、「問題なし」であれば緑のスタンプを、「問題あり」の場合は赤いスタンプを押して業務を終える。
机の上にある手紙を全て検閲することで次のステージに進み、チェックするべき項目や「炙り出し」といった手法も追加される。
手紙の内容はさまざまで、家族を想う人情が感じられるお便りや、ポエム、占い師を装ったスパイメッセージ、学校の先生へあてたお手紙など。ゲーム内で書き手の姿こそ登場しないものの、プレイヤーの想像力を掻き立てるほどに人間みのある内容となっている。
「Your letter has been rejected.」の制作振り返りをnoteに投稿しました!
— AZ. (@az_period) January 7, 2024
unity1week 「おくる」振り返り!|AZ. @az_period #note #unity1week https://t.co/x8TdF1tfQU
本作はブラウザにて無料プレイが可能となっている。我らがグルツァナに栄光あれ。