アトラスは1月18日(木)、バニラウェアと共同制作しているシミュレーションRPG『ユニコーンオーバーロード』のクラス・育成システムについての最新情報を発表した。
本作は『十三機兵防衛圏』や『ドラゴンズクラウン・プロ』などで知られるアトラス×ヴァニラウェア作品の20周年を記念して作られたシミュレーションRPGだ。1990年代のシミュレーションRPGが持つ重厚な雰囲気や戦術性をフィーチャーした懐かしくも唯一無二の体験ができるRPGである。
発表では引き続きキャラクター情報も発表され、主人公の仲間である「ロザリンデ」、「エルトリンデ」、「イシリオン」のほか主人公の敵である「アルチーナ」、「バルトロ」のビジュアルが公開された。
なかでも、気になるのはガレリウスに仕える敵であるアルチーナ。元コルニア宮廷魔術師であったが、何らかの目論見があってガレリウスに臣従しているという。
そして、今回の発表では「クラス」についての情報が解禁された。クラスは全部で60種あり、各キャラクターに設定されている。また、クラスによって装備できる武具やスキルが異なり、各クラスに設定されている「クラス特性」を活用することで戦闘を優位に進めることができるという。
プレスリリースでは物理攻撃に特化した「ハスカール」や回復能力に特化した「クレリック」、オオカミの獣人戦士である「ワーウルフ」などを含めた9種類のクラスが紹介されている。
さらにユニットにはリーダーを設定することで、リーダーのクラスに応じて「リーダー効果」や「移動タイプ」が変化。一例によると、ステージ上のバリケードなどの障害物を素早く破壊できるリーダー効果や一般的な「歩兵」、移動速度の速い「騎馬」、川などを飛び越えられる「飛行」の三種類からなる移動タイプによる移動速度の変化などがあげられていた。
また、育成システムでは「勲章」を使用することでキャラクターを上級クラスへと昇格できるようだ。例として紹介されている「ロード」というクラスではクラスチェンジをすることで、上級クラスである「ハイロード」に変化。クラスが昇格したことで馬上からの範囲攻撃や味方に対する移動バフなどが追加されるようだ。
ほかにも、強化に欠かせない経験値を得る方法についても紹介されており、フィールド上のステージ「後代の魔法陣」では、効率的に経験値を稼ぐことができるという。さらに、育成アイテムを使用することで直接経験値を得ることもできるようだ。
『ユニコーンオーバーロード』は2024年3月8日(金)に、PlayStation 4、PlayStation 5、Nintendo Swich、Xbox Series X|S向けに発売予定。プレスリリースおよび公式サイトではより詳細な最新情報が記載されているため、興味があれば要チェックだ。
以下、プレスリリースより
キャラクター
ロザリンデ CV:上田麗奈
「気を引き締めていきましょう」
エルヘイムに住むダークエルフの鳥占官。
巫女・エルトリンデの姉で、彼女を補佐している。
首都陥落の難から逃れ、反撃のため戦力を集めている。
エルトリンデ CV:上田麗奈
「必ずやお力になると誓いましょう」
ロザリンデの双子の妹でエルヘイムの巫女。
ゼノイラの侵攻に抗しきれずに降伏するも、
統治を安定させるために人質として巫女の立場を保障されている。
イシリオン CV:新垣樽助
「諦めるな 死中に活を求めるのだ」
エルヘイムの剣士にして騎士。
首都陥落の際には任務のため地方に出向いていた。
以後、敗残兵を率いてゼノイラ軍への抵抗を続けている。
アルチーナ CV:能登麻美子
「また会いましょう アレイン…」
ゼノイラ軍の魔女。
元コルニアの宮廷魔術師だったが、現在はガレリウスに臣従している。
何らかの目論見があって彼に手を貸しているようだ。
バルトロ CV:中博史
「血酒と死肉の饗宴、存分に堪能せい」
ガレリウスに仕える老魔術師。
様々な分野の魔術、呪術に精通している。
常に頭巾をかぶって素顔を見せず、
老獪な手口で他人を思うがままに操ろうとする。
兵種(クラス)
各キャラクターにはそれぞれ兵種(クラス)が決まっており、性能や使える武具、スキルなどが異なる。
各クラスに設定されている「クラス特性」を活用すると戦いを有利に進めることができる。
<クラス紹介>
60種類以上登場する多彩なクラスの一部を紹介。
●ハスカール
物理攻撃に優れたクラス。
斧での一振りは相手の鎧を砕くほど強力。
戦闘の終わりに追い打ちをかける
こともできる。
●グラディエーター
体力が自慢の打たれ強いクラス。
その巨躯から繰り出される一振りは、
敵を一列に薙ぎ払う。自らを回復し
耐久力を維持することもできる。
●シューター
クロスボウによる高い物理攻撃力が特徴の
クラス。飛行特攻のほか、矢を再装填して
追撃を放ったり、戦闘の終わりに味方を
回復するなど、幅広い技能を持つ。
60種類以上登場する多彩なクラスの一部を紹介。
●クレリック
回復能力に特化したクラス。
攻撃手段を持たない代わりに
多彩な回復スキルを使いこなし、
味方の生存率を格段に上げている。
●ワーウルフ
狼の獣人戦士。弱った敵に対して
効果的なスキルをいくつも有する
など、その姿はまさに狩人。
夜間に性能が向上するスキルも持つ。
●シャーマン
敵の弱体化を得意とするクラス。
行動を阻害し、敵の能力を大きく
下げるスキルを持つ。その呪詛は
相手に恐怖を植え付ける。
●ワイバーンナイト
攻守に優れた空を駆ける竜騎士。
地上からの攻撃を高確率でかわし、騎馬特攻
も持つため、地上に敵はいない。ただし弓に
は弱いため、ハンターなどには注意が必要。
●エルフフェンサー
エルフの魔法剣士。魔力を帯びた
その一撃は、厚い鎧をも貫く。
精霊の力を借り、味方を攻撃から
守る障壁を生み出すこともできる。
●フェザーボウ
素早さに優れた有翼族の弓兵。
敵の能力を低下させる妨害スキル
を多く持ち、先手で敵を制する。
回避率も高いが、弓や必中に弱い。
<クラスの相性>
それぞれのクラスが持つ得意・不得意などの相性を考えながら戦おう。
クラスの相性例
●グリフォンナイト
回避と魔法防御に優れた飛行兵。
前列を無視して後列に直接攻撃を
仕掛けられるうえに、騎馬特攻も
有するが、弓には極めて弱い。
●フェザーソード
身のこなしに優れた有翼族の剣士。
自らを強化しながら華麗に戦う。
地上の近接攻撃を高確率で避け、
後列への直接攻撃も可能だが、
例によって弓には極めて弱い。
●ハンター
弓を扱う、命中率に優れたクラス。
飛行特攻を持つため、グリフォンナ
イトなどの飛行兵に対して強い。
必中スキルで、回避性能の高い敵を
正確に射抜くこともできる。
「飛行系×弓兵系」飛行系には弓兵系が有効
「グリフォンナイト」などの飛行兵や「フェザーソード」などの有翼族は「飛行系」のクラスタイプ。
地上近接攻撃の命中率を半減させる特性を持ち、他のクラスより攻撃を回避しやすいことが強み。
一方で「弓兵」は「飛行系」に対して強い特性を持っており、通常の2倍のダメージを受けてしまう。
<リーダー>
各ユニットには「リーダー」が存在し、リーダーのクラスに応じて「リーダー効果」や「移動タイプ」などが変化する。
●リーダー効果
「リーダー」に設定した仲間が持つ「リーダー効果」がユニットに発揮される。
例えば「ハスカール」がリーダーのユニットはリーダー効果により、ステージ上のバリケードなどの障害物を
素早く破壊することが可能になる。その他も様々なリーダー効果があるのでユニット編成の参考にしよう。
●移動タイプ
「移動タイプ」は一般的な「歩兵」、移動速度の速い「騎馬」、川などを飛び越えられる「飛行」の3種類。
歩兵や騎馬は「道」で移動力が増すが、「森」では騎馬の移動力が低下するなど、移動タイプごとに
地形から得られる効果が異なる。どの移動タイプのクラスをリーダーにするかもユニット編成の重要なポイント。
育成
ガレリウス率いるゼノイラ帝国と戦うためには部隊(ユニット)の戦力強化・育成が必要不可欠。
上級クラスへの「クラスチェンジ」や、「フリーステージ」などの活用で自軍を育てよう。
<クラスチェンジ>
「勲章」を消費することでキャラクターを上級クラスへと昇格できる。
クラスチェンジを行うと、ステータスが上昇するほか、修得できるスキルも追加される。
クラスチェンジ例
●ロード
アレイン固有のクラス。攻守ともに優れた性能を
持っているため、前後列どちらでも戦果を期待できる。
回復効果もあるため、撃破されづらい。
大きな弱点はないが、騎馬系との戦闘は苦手。
●ハイロード
アレイン固有のクラス「ロード」の上級クラス。
馬上からの範囲攻撃が非常に強力。
スキルで味方の行動速度をあげ、早期決着を狙うことができる。
騎馬系に変化したことで、歩兵系に対しても有効となった。
●フリーステージ
フィールド上のフリーステージ「古代の魔法陣」では幻影の兵士と戦い、経験値を得ることができる。
何度でも挑めるので、レベルを上げたいときに利用しよう。
●育成アイテム
フリーステージなどで得た「指南書」を使って直接経験値を得ることもできる。
他にも特定の能力を伸ばすアイテムなどもあるので、キャラクターの育成に役立てよう。