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ポーランド空軍となり「ワルシャワ蜂起」に参加するゲーム『Aviators』が正式発表、無料配信が開始。ポーランドの公共機関「国家記憶院」がリリース、日本語に対応

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ポーランドの歴史研究を目的とした公共機関「国家記憶院」(Instytut Pamięci Narodowej、略称IPN)は、ポーランド空軍を描いた短編教育アドベンチャー ゲーム『Aviators』を正式発表し、配信を開始した。

対象プラットフォームはPC(Steam)。価格は無料。日本語に対応しており、VR対応版もリリースされている。

『Aviators』は、第二次世界大戦中のポーランド空軍を描いた短編教育アドベンチャーゲーム。ポーランドの飛行士たちの実際の出来事と登場人物に基づいており、一人称視点で進行し、探索のほかシューティングやパズル要素が含まれている。

舞台は第二次世界大戦。プレイヤーは伝説的な飛行隊「1586」となり、1944年8月16日から17日にかけて行われた夜間飛行作戦に参加して、ドイツ空軍を撃退してワルシャワ蜂起を支援する。

ポーランド空軍となりワルシャワ蜂起に参加するシューティングゲーム『Aviators』無料配信が開始。ポーランドの公共機関が発信_001
(画像はYouTubeより)
ポーランド空軍となりワルシャワ蜂起に参加するシューティングゲーム『Aviators』無料配信が開始。ポーランドの公共機関が発信_002
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ポーランド空軍となりワルシャワ蜂起に参加するシューティングゲーム『Aviators』無料配信が開始。ポーランドの公共機関が発信_003
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ポーランド空軍となりワルシャワ蜂起に参加するシューティングゲーム『Aviators』無料配信が開始。ポーランドの公共機関が発信_004
(画像はYouTubeより)

ゲームは6つのミッションに分かれており、アクションやパズル要素のほか、ゲーム内の背景説明や知識を確認するための問題が用意されている。2つの手話を含む12の言語に翻訳されているほか、別途、SteamではVR対応版も配信開始している。

なお、リリースしたポーランドの「国家記憶院」は、ナチスと共産主義に関する犯罪の調査、資料の管理・公開、教育活動などを目的としている公共機関だ。「国家記銘院」とも訳される。

ポーランド空軍となりワルシャワ蜂起に参加するシューティングゲーム『Aviators』無料配信が開始。ポーランドの公共機関が発信_005
(画像はYouTubeより)
ポーランド空軍となりワルシャワ蜂起に参加するシューティングゲーム『Aviators』無料配信が開始。ポーランドの公共機関が発信_006
(画像はYouTubeより)
ポーランド空軍となりワルシャワ蜂起に参加するシューティングゲーム『Aviators』無料配信が開始。ポーランドの公共機関が発信_007
(画像はYouTubeより)

ポーランド空軍を描いた短編教育アドベンチャー ゲーム『Aviators』は、無料で配信開始しているので気になった人はプレイしてみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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