2月15日、PC(Steam)に向けて、ツクール製のロールプレイングゲーム『アビスシーカー 彼方より託されし秘宝』が、制作ツール『RPGツクールMZ』にてリメイクされて無料でリリースされた。本作は、第2回RPGツクールフェスにて応募された352本の中から大賞を獲得した作品だ。
本作は、広大なダンジョンである“大迷宮”を舞台に、キャラクターのレベルを上げながらダンジョンの攻略を目指すRPGだ。筋骨隆々の冒険者であるヒロイン「バルバラ」と、記憶喪失の青年を主軸にストーリーが展開される。
作品の冒頭では、危険な魔物が蔓延る大迷宮から天候を左右するほど強力なパワーを発揮する「秘宝」を持ち帰った英雄レオンハルトの伝説をバルバラが子供たちに語り聞かせる場面からスタートし、ゴブリン退治の依頼を受け、ダンジョンの地下二階にて記憶喪失の青年に出会う。
青年は初級の回復呪文のみ使えるも、攻撃力は最低ランクで防御力もかなり低くたよりない。バルバラは彼を地上まで送り届けたあとは、最低限のアイテムを青年に託してどこかへと去ってしまう。
本作は上記のように、バルバラや記憶喪失の青年が大迷宮を通じて出会う人物たちとの出会いと別れが物語を紡く作品となっている。また、ボスや隠し要素などのやり込み要素も充実しているようで、Steamストアページによると、プレイ時間は約8時間ほどになるとのこと。
#ツクールの日
— 竜灯くぃん (@9madochan) February 15, 2024
本日、Gotcha Gotcha Games様より
Steamで #アビスシーカー が配信されました!
「RPGツクールフェス」公式イベントで大賞を受賞した作品をツクールMZでリメイクしたものになります。
個性的な冒険者たちが大迷宮で繰り広げる笑いあり涙ありの探索型RPGです! https://t.co/Yx20BXe0ny pic.twitter.com/RUiuc6bkFA
また、作者の竜灯くぃん氏は、『アビスシーカー』のほかにも『ドラゴンアギト』、『暁のマガツキ』、『竜と祝福のアリア』、『アンデッドマン』など多数の作品を手がけており、現在は、とある村に住んでいる少年少女が勇者の軌跡をたどるという新作RPG『追憶の英雄譚』を開発中であることを自身の公式Xアカウントで告知している。
『アビスシーカー 彼方より託されし秘宝』のリメイク版はPC(Steam)にて無料でダウンロードできる。バルバラたちの冒険が気になった方は、ぜひSteamストアページをチェックしてみてほしい。