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優勝100万ドルの『スト6』世界大会、まさかのノンプロ「ジュリ」使いで”ミオファ”のUMA選手が優勝し話題に。ホロライブの大神ミオさんのパーカーを着て「CAPCOM CUP X」のトロフィー掴む

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2月26日、『ストリートファイター』シリーズで世界最強を決めるカプコン公式世界大会の第10回「CAPCOM CUP X」の優勝者が台湾出身のUMA選手に決定した。

UMA選手はジュリを使用し、優勝賞金は$100万(約1億5000万円)となった。

「CAPCOM CUP X」は2月17日(土)からアメリカ・ハリウッドで開催された『ストリートファイター6』のカプコン公式世界大会だ。

国内外の名だたる選手が集結した大会となっており、第2位は中国出身のルーク使い・Chris Wong選手で賞金30万ドル(約4500万円)を獲得。Good 8 Squad所属のプロ格闘ゲーマー・ガチくん選手はラシードでルーザーズから勝ち上がり、3位に輝き賞金20万ドル(約3000万円)を手にした

このほかに、国内の選手としてはカワノ選手が7位、ふ~ど選手が9位となった。

このたびの決勝戦は、ウィナーズでChris Wong選手を破り勝ち上がったUMA選手、ルーザーズでガチくん選手を破り再び勝ち上がったChris Wong選手により実施された。

キャラクターはUMA選手がジュリ、Chris Wong選手がルークを使用。激戦の後Chris Wong選手が3セットを先取し一度リセットがかかるも、その後の1ラウンドをUMA選手が獲得。ジュリの弾抜けOD天穿輪によるトドメが流れを変えた。

『スト6』大会「CAPCOM CUP X」の優勝者はUMA選手。ジュリで100万ドル_001
(画像は【日本語実況】「CAPCOM CUP X」- Day8「CAPCOM CUP X TOP16 – FINAL」 – YouTubeより)

リセット後の3セットをUMA選手が獲得し、見事優勝。ウィナーズを含めUMA選手とChris Wong選手は計9セット分の試合を行い、激戦の末にUMA選手が優勝を勝ち取った。

『スト6』大会「CAPCOM CUP X」の優勝者はUMA選手。ジュリで100万ドル_002
(画像は【日本語実況】「CAPCOM CUP X」- Day8「CAPCOM CUP X TOP16 – FINAL」 – YouTubeより)
『スト6』大会「CAPCOM CUP X」の優勝者はUMA選手。ジュリで100万ドル_003
(画像は【日本語実況】「CAPCOM CUP X」- Day8「CAPCOM CUP X TOP16 – FINAL」 – YouTubeより)

なお、『ストリートファイター6』の現環境において「ジュリ」はトップティアの性能を持つキャラクターとされていない。基本的に大会の終盤ではルークなどの上位キャラの活躍が予想されたが、強豪が集うカプコン公式世界大会において、「ジュリ」で優勝を勝ち取ったことも話題を呼んでいる。

このジュリが優勝となったことと同様の理由で、ガチくん選手が「ラシード」を使用し3位に輝いたことも大きな快挙だ。結果としてはXのトレンド上位20ワードには「ガチくん」や「ラシード」「ジュリ優勝」「ジュリ使い」「風水ドリーム」といった単語が一時ランクインした。

また、UMA選手はVTuberの大ファンとしても知られており、大会においてはホロライブに所属する大神ミオさんのパーカーを着用。好きなVTuberのパーカーを着用し、表彰台で優勝のトロフィーを掲げる雄姿にも大きな注目が集まっているようだ。

UMA選手の優勝に大神ミオさんも反応しており、優勝を祝するコメントをXに投稿した。

なお、大会のラストにはカプコンの代表取締役である辻本春弘氏が登壇。来年度の大会は大会の上位入賞者の賞金を従来の金額に戻すいっぽう、優勝賞金は本年度とおなじく100万ドル(約1億5000万円)にすると明かした。

発売日より格闘ゲームシーンの新たな盛り上がりを創出する『ストリートファイター6』。2月27日には新たな追加キャラクター「エド」も配信され、大規模な大会も引き続き控えている。同作の更なる盛り上がりに今後も期待して止まない。

ライター
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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