OVRAS Teamは3月27日(水)、VR上での機能を拡張するソフトウェア『OVR Advanced Settings』を4月15日(月)より有料化を発表した。
発表では価格は$7.99とされているものの、日本円での価格は不明だ。
『OVR Advanced Settings』はVRをより快適にプレイできるように機能を拡張したり、VR上の設定を簡単に変更したり出来る2016年リリースのソフトウェアだ。
具体的な機能としては指定した時間に音楽が鳴るアラームや音楽を再生できるメディアプレイヤーなどの日常的に使える便利な機能から、スぺースドラックと呼ばれるVR空間上でのプレイヤーの目線や位置を変更できる機能などが搭載されており、『VRChat』における“低身長アバター”やVRゲームにおける座標の位置調整などで多く用いられていた。
今回の有料化は、現在の無料配信のままでは「今後もソフトウェアを持続することが困難」との判断から発表された。
また有料化に伴い、最終的にはドキュメントやチュートリアルを追加することでよりソフトウェアを使いやすくなるように強化し、英語以外の言語へのサポートを目指すようだ。
『OVR Advanced Settings』は4月15日(月)より有料化予定。4月14日までにSteamでライブラリに追加しておけば、有料化後も無料で利用ができるため、VRを最近始めたユーザーや今後ヘッドセットを購入予定のユーザーは有料化される前にライブラリに追加しておくと良いだろう。