核戦争後の世界を描くRPG『Fallout』シリーズが、Steam版だけで同時接続数のプレイヤー数が21万人を突破した。4月11日よりAmazon Primeに向けて配信されている実写ドラマ版『フォールアウト』やセールイベントの効果もあってか、『Fallout』シリーズの人気が高まっているようだ。
データ集積サイトSteamDBによると、MMORPGの『Fallout 76』の累計プレイヤー数は4月19日時点で5万1908人と右肩上がりに記録を更新中だ。一方で、シングルプレイ専用ながらシリーズの中でも特に人気の高い『Fallout 4』は、発売当時以来の11万人を超える活気を見せている。
そのほか、4月20日より24時間以内の記録だと、初代『Fallout』は約3300人、『Fallout 2』は1524人、『Fallout 3』は8442人、『Fallout Shelter』は6481人、『Fallout Tactics』は約200人、『Fallout: New Vegas』は約3万人と、多くのタイトルが再度注目を受けているようだ。
これらの作品群の人気の火付け役となったドラマ版『フォールアウト』は、現在ベゼスダ・ソフトワークスが開発している『Fallout』シリーズを基に制作された実写映像作品である。
主人公ルーシーは、核爆発から逃れるための避難シェルターであるVaultで育った住民だ。さらわれた父親を捜すためにシェルターから脱出した先で、ルーシーは放射能の影響で荒廃しきった世界を目の当たりにする。
彼女は父親の手がかりを探すための集落にたどり着き、放射能の影響で変異した人間「グール」に狙われる。そこに現れたのは、銃弾を通さない重厚な鎧「パワーアーマー」を装着した人物マキシマスだ。
レビュー集積サイトMetacriticでは、記事執筆時点で32のメディアから評価され「73/100」と高評価を獲得し、879人のユーザーからの評価では平均「7.4/10」と、こちらでも高く評価された人気作となっている。
Falloutシーズン2が制作決定🙌 pic.twitter.com/VqIpi1b8An
— Prime Video(プライムビデオ) (@PrimeVideo_JP) April 19, 2024
4月19日には、Prime Video公式SNSよりシーズン2の制作が決定したことが報告された。ドラマ版『フォールアウト』はAmazon Primeにて配信中となっているので、気になった方はぜひ視聴してみてほしい。