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『聖戦士ダンバイン』オープニングとエンディングを現代の技術で再制作した映像が公開。新設の組織「サンライズロボット研究所」と神風動画によりお馴染みの映像が復活

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サンライズは5月8日、サンライズロボット研究所と映像制作会社 「神風動画」のタッグにより『聖戦士ダンバイン』のオープニングとエンディングを再制作した実験映像「AURA BATTLER DUNBINE SIDE L」をYouTubeにて公開した。

本映像を手掛けるサンライズロボット研究所は、サンライズ作品に登場するロボットやメカについて、過去のデータベースや新たな考察文などによる多角的な視点で研究・推察をしていく研究機関だ。この度公開された映像は、オリジナルの映像を最新の演出と技術で表現し、作品の普遍性を発信することを目的として制作された。

『聖戦士ダンバイン』はサンライズが手掛け、1983年より放送されたファンタジー要素のあるロボットアニメだ。原作および脚本を『機動戦士ガンダム』などで知られる富野由悠季氏が手掛けている。

物語の舞台は現実の日本と中世ファンタジー風の異世界・バイストンウェル。物語は主人公ショウ・ザマが異世界「バイストン・ウェル」へ召喚され、彼がバイストンウェルでの戦いに巻き込まれていく様を描く。タイトルを飾る「ダンバイン」のロボットでありながら有機的なデザインや、現代における「異世界転生」を彷彿とさせる設定などが特徴だ。

実験映像「AURA BATTLER DUNBINE SIDE L」は『聖戦士ダンバイン』の印象的なオープンニングおよびエンディングを3DCGとデジタルイラストを併用し再構築している。

基本的にはオリジナル版の映像演出を踏襲しており、オリジナル版と見比べると部分的に演出面もアレンジされていることが伺える。映像そのものは実験に過ぎないが、本作を介して『聖戦士ダンバイン』などのリメイクに思いを馳せて楽しむこともできるだろう。

YouTubeのサンライズチャンネルでは5月8日の12時から『聖戦士 ダンバイン』が順次公開されるため、改めて『聖戦士ダンバイン』をお手軽に楽しめる機会となる。

また、今作はサンライズロボット研究所による最初のコンテンツであるため、同組織による今後の展開も気になるところ。興味がある読者はサンライズロボット研究所の公式Xアカウントをチェックして続報を待とう。

ライター
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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