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10秒にひとり殺して「いいね」を稼がないと死ぬハイスピードFPS『MULLET MAD JACK』がSteamで98%の好評を獲得。80~90年代アニメへのオマージュや随所のアニメ演出も大きな魅力

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デベロッパーであるHAMMER95は5月15日、80年代および90年代のアニメにインスパイアされたハイスピードなひとり用FPS『MULLET MAD JACK』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は通常2095円。5月25日までは10%オフの1885円で購入可能だ。

また、本作は執筆時点で728件のレビュー中98%が好評とする「圧倒的に好評」のステータスを獲得。トレーラーや体験版などの配信を通じ発売前から注目を集めていたこともあり、早くも高い評価を獲得している。

『MULLET MAD JACK』の舞台は2090年の未来。主人公はインターネットと人間が融合した新人類であり、世界を牛耳るロボットに立ち向かう職業・モデレーターの「MULLET MAD JACK」。プレイヤーは主人公として配信活動を伴う戦闘を行い、襲い来る敵を倒しステージを踏破していく。

ゲームプレイはいわゆる『DOOM』の時代に見られたレトロかつハイスピードなFPSを踏襲しており、システムに関してはYCJY Gamesが開発した『Post Void』にかなり近い形式となっている。

というのも、本作の主人公は10秒(難度選択によっては15秒)ごとに敵を殺し、視聴者の「いいね」を稼いでドーパミンを摂取する必要がある。なので、一定時間に1体を必ず殺したり、一定区間でしばしば出現する「ドーパミンを回復するジュース」を摂取しなければ死んでしまう。これによりスピーディーに戦う理由が明確に生まれており、適度な緊張感を楽しめる仕様となっている。

くわえて、ひとつの階層をクリアするごとに「3つの選択肢からひとつ」武器やスキルを獲得できるローグライクなビルド要素も採用されている。

武器に関してはハンドガンやショットガン、サブマシンガンのほかカタナなども用意されており、独自のスタイルで敵を倒す楽しさも味わえるだろう。

また、80から90年代のアニメにインスパイアされた本作では、随所でオマージュが盛り込まれたクオリティの高い映像を楽しめる。戦闘中なども随所でコミカルな演出が導入されており、テンポの早いゲームプレイにマッチした演出も見どころとなっているだろう。

興味がある読者は、セール期間中にぜひ本作をプレイしてみてはいかがだろうか。

ライター
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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