講談社は5月24日(金)、出版社であるワニブックスの全株式を取得し、完全子会社化したと伝えた。
今回の完全子会社化は講談社とワニブックスの間で進められていた株式譲渡の契約が合意に達したものであり、講談社は今回の決定について「市場の活性化に大いに寄与するとともに、出版流通の諸課題への対応にも協同して取り組んでまいります」とコメントしている。
ワニブックスが講談社グループに🐊https://t.co/2ibHWCVOQy pic.twitter.com/73sn831bvu
— 鈴木綾一@講談社クリエイターズラボ (@ym_suzuki) May 24, 2024
ワニブックスでは、発行225万部を記録した麒麟・田村裕さんの自伝『ホームレス中学生』を筆頭に、俳優・タレントの書籍や実用書を数多く手がけてきた。
また、同社は漫画レーベル「クランチコミックス」と「ガムコミックス」も展開しており、『まほろまてぃっく』や『裏のヴィランさん』が代表例に挙げられる。