SNKは、対戦格闘ゲームイベント「EVO 2024」ショーケース内のSNKパネルにて、『龍虎の拳』シリーズの新作と、『サムライスピリッツ』のアクションRPGを開発していることを明かした。
配信内の10:16:45ごろに言及される
『龍虎の拳』は、SNKが1992年にネオジオ向けに発売した対戦格闘ゲーム。必殺技を超える“超必殺技”などの仕組みが後の格闘ゲームに影響を及ぼしたことで知られている。
また『サムライスピリッツ』は、1993年にアーケード向けに展開した剣戟対戦格闘ゲーム。2019年にはPS4・Xbox On向けに『SAMURAI SPIRITS』が発売されている。
今回は対戦格闘ゲームイベント「EVO 2024」ショーケース内のSNKパネルにて、『龍虎の拳』シリーズの新作と、『サムライスピリッツ』のアクションRPGを開発していると発表した。
「EVO 2024」のショーケースでは、『THE KING OF FIGHTERS XV』のアシスタントプロデューサーなどを務めたジョシュア・ウェザーフォード氏が数多くのプロジェクトがあるなかで、このふたつのタイトルに携わっていることを明かしている。
具体的な詳細は明らかにされていないが、人手が必要な状況であり、フランチャイズに興味がある人は連絡して欲しいとしている。SNKでは『サムライスピリッツ』アクションRPGに関連して大規模採用を行うとしており、8月24日に大阪本社で採用説明会を行うとしている。
今回のふたつのプロジェクトは、2023年9月に国内メディア4gamerに掲載されたインタビュー記事にて先行して明かされている。同記事では『龍虎の拳』の新作は構想段階でスタートしておらず、一方で『サムライスピリッツ』のアクションRPGは開発が進んでいることが明かされていたが、今回の「EVO 2024」ではふたつのプロジェクトとも開発が順調に進行していることが確認された形だ。
なお同記事で言及されているとおり、『サムライスピリッツ』のRPGは、かつて『真説サムライスピリッツ 武士道烈伝』が1997年に発売されたことがある。同作はアクションRPGではないものの、コマンド選択のほかコマンド入力が可能だった。
『龍虎の拳』シリーズの新作と、『サムライスピリッツ』のアクションRPGの今後の続報に期待したい。