任天堂は8月20日、2024年秋にオープン予定のニンテンドーミュージアムの一部を紹介する「ニンテンドーミュージアム Direct」を放送した。その中で、オープン日が10月2日になることを発表した。
入館チケットはすべて日時指定の予約制(抽選)となっており、現在公式サイトにて10月〜11月の来館予約を受付中。チケット価格は大人(18歳~)が3300円、中学・高校生が2200円、小学生が1100円、未就学児は無料となっている。
「ニンテンドーミュージアム」は、花札からNintendo Switchにいたるまで、任天堂が発売してきた数多くの製品を通して、任天堂がつくり続けてきた娯楽の歴史を知り、体験できる施設だ。
場所は、かつて任天堂がトランプ・花札の製造や、ゲーム機の修理業務を行ってきた任天堂宇治小倉工場をリノベーションし、ミュージアムとして開業する。
2階の展示フロアでは、任天堂が創業以来発売してきたさまざまな商品を展示。紹介映像によれば、任天堂がこれまでに発売してきた全てのタイトルを展示しているという。
展示では、日本と海外でのデザインの比較や、おなじみの「ハテナブロック」の進化、ハードウェアと共に進化してきた『スーパーマリオ』シリーズや『ゼルダ』シリーズの画面の変遷を一挙に確認できるコーナーなどがあるとのことだ。
また、任天堂がビデオゲームを作る前の時代に発売した、トランプや花札から、ボードゲームやラジコンカー、バッティングマシーンに至るまで、さまざまなファミリー向けの玩具も展示される。
続いて1階の体験コーナーでは、任天堂が過去に生み出した「独自の娯楽」の一部を、今の技術で生まれ変わった新たなあそびとして体験できる。
紹介映像では、足下に広がる巨大な大画面とスマートフォンを使った百人一首「しぐれでんSP」や、過去に任天堂が発売した周辺機器「ザッパー」と「スーパースコープ」を使って射撃を体験する「ザッパー&スコープSP」、巨大なコントローラーを2人で協力しながら操作する「ビッグコントローラー」などが紹介された。
体験展示は館内のみで使える「コイン」が必要となり、コインは1人につき10コイン。展示によって必要なコインの枚数は異なり、10コインですべての展示を体験することはできないとのこと。詳細については公式サイトの案内などを確認してほしい。
そのほか、好みの具材を組み合わせてオリジナルハンバーガーがオーダーできるカフェや、ニンテンドーミュージアムの限定商品などを販売するショップなども用意される。
「ニンテンドーミュージアム」の入館チケットは事前予約制。現在は2024年10月分~2024年11月分の抽選申し込みを受け付けており、申し込み締め切りは8月31日23:59まで。詳細については「ニンテンドーミュージアム」のチケットページを確認してほしい。
画像はすべて配信内からキャプチャしたものです。