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アニメ『チ。ー地球の運動についてー』のエンディング曲はヨルシカに決定。曲名は哲学の言葉で“答えのない問い”や“困惑”を意味する『アポリア』

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8月22日(木)、TVアニメ『チ。 ―地球の運動について―』について、エンディング曲をヨルシカが担当し、曲タイトルは『アポリア』であると発表された。

原作は、作家の魚豊(うおと)氏が手がける漫画『チ。 ―地球の運動について―』。本作は第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞ほか、数々の賞を席巻している。なお、TVアニメのオープニング曲はサカナクションが担当することもすでに公開されている。

アニメ『チ。ー地球の運動についてー』のエンディング曲はヨルシカに決定_001

本作の舞台は15世紀のヨーロッパ某国。地球が宇宙の中心でその周りを惑星が動いているとする“天動説”こそがこの世の真理だとされ、その理を覆すようなことを信じたり、研究することが重罪だった時代である。

主人公の「ラファウ」は、周囲からも天才だと言われ自認もする神童である。「ラファウ」は、謎めいた学者「フベルト」の言葉で“地動説”の可能性を知り、抑えがたい強烈な知的好奇心に駆られる。彼は、「いったい何を捧げれば、この世界の すべてが知れる?」と、自らの「知」と「血」、さらには命を懸けて「地」動説の証明に挑んでいく。

すでに、神童「ラファウ」役を坂本真綾さん、異端審査官「ノヴァク」役を津田健次郎さん、謎の学者「フベルト」役を速水奨さんが演じることが明らかになっている。

今回、本アニメのエンディング曲をヨルシカが担当することが発表された。ヨルシカは、『ただ君に晴れ』『だから僕は音楽を辞めた』『花に亡霊』など、YouTubeの再生数が1億回を突破する人気楽曲を多数制作している。

今回エンディング曲に制作された『アポリア』は、哲学の言葉で、“答えのない問い”や“困惑”を意味するという。

ヨルシカのn-buna氏よりコメントも届いている。コメント全文は以下のとおり。

1.原作・台本を読んだ時の感想
大変好きな漫画です。魚豊さんの漫画にはひゃくえむ。から続く人間的な熱がいつも潜んでいて、それが テーマと結び付いたときに爆発的な面白さが出てきます。チ。は「知る」ことへの熱を具現化したような作品なので、それとヨルシカで今作りたいものの共通項を、台本を読みながら考えました。

2.エンディングテーマに込めた想い
アポリアは哲学の言葉で、答えのない問いや、困惑を意味します。知りようのないものを知りたいという心を、アポリアになぞらえながら書きました。
歌詞に出てくる気球は、際限のない知の欲求の喩えです。気球は地表を離れて、段々と高く登っていく。 気球の中から下を覗くと、地表にいた時とは違う景色、海が見えて、そこには魚の群れが白く光ってい る。そういう曲です。
僕の中でのチ。の解釈は「知」です。

3. ファンに向けて一言
素晴らしい原作の、その映像化に携われたことを光栄に思っています。よろしくお願いします。

プレスリリースの全文は以下のとおり。


エンディング曲はヨルシカに決定!タイトルは『アポリア』「チ。は「知る」ことへの熱を具現化したような作品」

アニメ『チ。ー地球の運動についてー』のエンディング曲はヨルシカに決定_002

第 26 回手塚治虫文化賞のマンガ大賞ほか、数々の賞を席巻。若き天才作家魚豊(うおと)が世に放つ、地動説を証明することに自らの信念と命を懸けた者たちの物語「チ。―地球の運動について―」。
(2024 年 10 月 NHK 総合テレビ(毎週土曜午後 11 時 45 分)にて TV アニメ放送開始)
この度、エンディング曲をヨルシカが務めることが決定致しました。(※放送予定は変更になる可能性があります)

舞台は 15 世紀のヨーロッパ某国。地球が宇宙の中心でその周りを惑星が動いているとする“天動説”こそがこの世の真理だとされ、その理を覆すようなことを信じたり、研究することが重罪だった時代に、謎めいた学者フベルトの言葉で“地動説”の可能性を知った神童ラファウ。周囲からも天才だと言われ自認もしていた彼に芽生えた抑えがたい強烈な知的好奇心。「いったい何を捧げれば、この世界のすべてが知れる?」と、自らの「知」と「血」、さらには命を懸けて「地」動説の証明に挑むことになるラファウを待ち受ける運命とは――

神童ラファウを坂本真綾、異端審査官ノヴァクを津田健次郎、謎の学者フベルトを速水奨が演じる。

ヨルシカ n-buna よりコメントも到着!

アニメ『チ。ー地球の運動についてー』のエンディング曲はヨルシカに決定_003

「魚豊さんの漫画にはひゃくえむ。から続く人間的な熱がいつも潜んでいて、それがテーマと結び付いたときに爆発的な面白さが出てきます。チ。は「知る」ことへの熱を具現化したような作品なので、それとヨルシカで今作りたいものの共通項を、台本を読みながら考えました」と魚豊作品に惚れ込むヨルシカ。エンディング曲を務める事となり、「素晴らしい原作の、その映像化に携われたことを光栄に思っています。」と喜びのコメント。「アポリアは哲学の言葉で、答えのない問いや、困惑を意味します。知りようのないものを知りたいという心を、アポリアになぞらえながら書きました。」とエンディング曲のタイトルとそこに込めた想いを明かした。

■ヨルシカコメント全文■
1.原作・台本を読んだ時の感想
大変好きな漫画です。魚豊さんの漫画にはひゃくえむ。から続く人間的な熱がいつも潜んでいて、それがテーマと結び付いたときに爆発的な面白さが出てきます。チ。は「知る」ことへの熱を具現化したような作品なので、それとヨルシカで今作りたいものの共通項を、台本を読みながら考えました。
2.エンディングテーマに込めた想い
アポリアは哲学の言葉で、答えのない問いや、困惑を意味します。知りようのないものを知りたいという心を、アポリアになぞらえながら書きました。
歌詞に出てくる気球は、際限のない知の欲求の喩えです。気球は地表を離れて、段々と高く登っていく。気球の中から下を覗くと、地表にいた時とは違う景色、海が見えて、そこには魚の群れが白く光っている。そういう曲です。
僕の中でのチ。の解釈は「知」です。
3. ファンに向けて一言
素晴らしい原作の、その映像化に携われたことを光栄に思っています。よろしくお願いします。 n-buna(ヨルシカ)

10 月の放送までTVアニメ「チ。」から目が離せない。

アニメ化に伴い、驚天動チ。的3点の書籍・商品の出版活動も開始。
一、『チ。—地球の運動について—豪華版』出版技術の粋を集めた、圧倒的仕様。
四六判、上製本、天地チリ無し、天銀、美麗カバーグラフィック、透明カバーデザイン。※デザインは変更の可能性ございます。

二、公式トリビュートブック『チ。—地球の運動について—』第 Q 集

日本を代表する超豪華執筆陣が思い描き表現する、「チ。」
アニメ化を記念し、ジャンルの垣根を越えた著名人達に「チ。」をトリビュートし、表現してもらったものを収録。内容もイラスト、エッセイ、小説、詩、評論、対談とバラエティに富む。さらに深化する「チ。」の世界を見逃すな。
アニメエンディング曲担当のヨルシカ n-buna 氏も参加!
イラスト:板垣恵介/松本大洋/高橋しん/真鍋昌平 etc.
対談:野口聡一(元 JAXA 宇宙飛行士)、ピース又吉直樹(お笑い芸人)、津田健次郎(声優・アニメ版「チ。」ノヴァク役)、サカナクション山口一郎(アニメ版「チ。」OP主題歌担当)、ヨルシカ n-buna(アニメ版「チ。」エンディング曲担当) etc.
エッセイ:冲方丁、佐藤究、秋田ひろむ(amazarashi)etc.
小説:朝井リョウ
詩:最果タヒ
評論:石橋圭一(印刷博物館学芸員)、谷川嘉浩(哲学者)etc.

三、ポスターコレクション『チ。—地球の運動について—』 1
最終回を彩ったイラストが、1 枚のポスターとなって登場。
週刊ビッグコミックスピリッツ 2022 年 20 号に掲載された「チ。」最終話主要キャラが描かれたカラーイラストが掲載されたが、その幻の絵を一枚のポスターとして制作。「チ。」の物語を紡いだキャラクターが一堂に会する様子は、圧巻。※デザインは変更の可能性ございます。

以上 3 点、全て予約受付中。
予約は特設サイトにて。↓
https://dps.shogakukan.co.jp/chi.

————————————————————————– 【原作】
魚豊「チ。―地球の運動について―」
(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
【キャスト】
ラファウ:坂本真綾
ノヴァク:津田健次郎
フベルト:速水奨
【OP/主題歌】サカナクション
【スタッフ】
アニメーション制作:マッドハウス
©魚豊/小学館/チ。―地球の運動について—製作委員会
公式 HP:anime-chi.jp
公式 X:@chikyu_chi

ライター
何気なくプレイしたNieRオートマタによってゲームの魅力に完全に取り憑かれてしまった。
オープンワールド大好き。
FPSと他ジャンルを反復横跳び。
いいものはなんでも人に紹介したくなっちゃう。 ちょっとこれ見てみて!

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