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『Dead by Daylight』と『悪魔城ドラキュラ』のコラボチャプターが本日より配信開始。3つの姿でサバイバーを追い詰める新キラー「ダークロード」と新サバイバー「トレバー・ベルモンド」が登場

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Behaviour Interactiveは8月28日、同社が手がける非対称型マルチプレイヤーホラーゲーム『Dead by Daylight』『悪魔城ドラキュラ』のコラボチャプター「Dead by Daylight:悪魔城ドラキュラ」を配信した。

また、8月26日にはコラボチャプターについてのカンファレンスが行われ、『悪魔城ドラキュラ』コラボの反響や新キラー「ダークロード」、新サバイバー「トレバー・ベルモンド」の能力などが紹介されていた。

今回『Dead by Daylight』とコラボすることとなった『悪魔城ドラキュラ』は1986年より初登場した、ヴァンパイアハンターを生業とする一族「ベルモンド家」と「ドラキュラ伯爵」の戦いを描いた横スクロール型のゴシックホラー・アクションゲーム。

かなり人気が根強く、本作の英名である「キャッスルヴァニア」と任天堂が発売した『メトロイド』を組み合わせた「メトロイドヴァニア」は現代でもよく使用されるゲームジャンルとして知られている。

今回行われたカンファレンス内では、40年前から続いているゲームにもかかわらず今回のコラボが発表された際大きな反響を得た理由、人気を長く持っていた理由を『悪魔城ドラキュラ』シリーズのプロデューサーである谷口勲氏に聞いていた。

まず「このフランチャイズには情熱的なファンの方が沢山いる」というところ述べ、「情熱的なファンが何を望んでいるのか、何をやって欲しくないのかの声をはっきりと声を大にして教えてくれる人が沢山いた」という点からシリーズが長く続いていたというところを解説していた。

また、今回のチャプターに対して「最も楽しみにしていることは何か」という質問に対してディレクターの島﨑勝也氏は、最初にアイデア提案された際『悪魔城ドラキュラ』ファンだということとこだわりを持っていることを感じたと話し「このボリューム満載になったユーザーの皆様にお届けできることが何よりの楽しみだ」とコメント。

また、リードアーティストの中島渉氏も同様に開発チームが『悪魔城ドラキュラ』ファンだと感じたこと、そして監修する際に迅速で正確な対応を行ってくれたことを述べ「『Dead by Daylight』と『キャッスルヴァニア』の両方のファンの皆様に喜んでいただける内容になっています」とコメントを残した。

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そしてゲームプレイについても言及されており、新キラーとして登場する「ドラキュラ伯爵」こと「ダークロード」を実装するにあたり、かなり再現度を高めていることが明かされた。

「ダークロード」は複数の能力を持ち合わせており、通常時である「Vampire Form(吸血鬼の姿)」では板や窓枠等の障害物を貫通する「ヘルファイア」と呼ばれる原作にもあった魔法攻撃を繰り出すことが可能だ。

そしてサバイバーを追いかける“チェイス”に特化した「Wolf Form(オオカミの姿)」、隠密性能と移動能力に長けた「Bat Form(コウモリの姿)」に変身することもできるという。

キラーデザイナーであるジェイソン・グッゾ氏は「ダークロード」を制作する際に他のキラーとは一線を画すほど人間らしさを無くすところを意識したとのことで、顕著なところとして窓を超える際に霧となってワープするという点を紹介していた。

そしてキラーがキラーたらしめる要因のひとつ「メメント・モリ」は鋭い爪でサバイバーの喉を切り裂いて流れる血をグラスに注いで飲み干すという、自信と威厳に満ちた無慈悲なドラキュラらしいものとなっている。

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(画像はYouTube「Dead by Daylight | Castlevania | ローンチトレーラー」より)

また、なぜ『悪魔城ドラキュラ』シリーズの顔役ともいえる主人公「シモン」や「リヒター」などではなく、「ラルフ・C・ベルモンド」の英名である「トレバー・ベルモンド」が新サバイバーとして実装されるのかも明かしていた。

シニアクリエイティブディレクターのデイブ・リチャード氏は、サバイバーについてはドラキュラに対抗できるレベルの人物が必要だと考え、そしてその強さを持っていたのが「トレバー」だったと話す。

同氏は「トレバー」が他シリーズの主人公と比較して若干弱い所があると言い、そのことが良く分かる事象として彼が初登場した『悪魔城伝説』の作中で仲間を必要としたというところから『Dead by Daylight』におけるサバイバーと同じだとして、実装されることになったという。

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『Dead by Daylight』はPC(Steam、Epic Games Store、Windows Store)、PS5、PS4、Xbox One、Xbox Series X|S、Nintendo Switchにて配信中。

「ダークロード」、「トレバー・ベルモンド」が登場する新チャプター「Dead by Daylight:悪魔城ドラキュラ」は本日よりリリースされている。長年シリーズを愛してるユーザーだけではなく、これまで触れてこなかった人もこれを期に『悪魔城ドラキュラ』に触れてみてはいかがだろうか。。

以下、プレスリリース全文。


40 年という長きにわたり愛される、日本のゴシック・ホラーとの豪華コラボレーションチャプターが実現「Dead by Daylight:悪魔城ドラキュラ」がリリース!ドラキュラとベルモンド一族を一層華やかに彩る衣装コレクションも多数登場

オフィシャルトレーラー:https://youtu.be/ER4Gw_RVN9Q

『Dead by Daylight』と『悪魔城ドラキュラ』のコラボチャプターが本日よりリリース_008

カナダ最大手のゲーム開発・販売会社である Behaviour Interactive Inc.は、非対称対戦型マルチプレイヤーホラーゲーム『Dead by Daylight(デッド・バイ・デイライト)』にて、日本が誇るゴシック・ホラーの名作『悪魔城ドラキュラ』とのコラボレーションチャプター「Dead by Daylight:悪魔城ドラキュラ」を 2024 年 8 月 28 日(水)より発売いたします。本チャプターでは、ドラキュラが新キラー「The Dark Lord(ダークロード)」として、新サバイバー「Trevor Belmont(トレバー・ベルモンド)」も霧の森に姿を現します。

地平線上に現れた不気味な城の向こうに太陽が沈み、迫り来る暗闇の中で光る深紅の瞳…
血に飢える吸血鬼が霧の森に舞い降りる…

闇夜が引き寄せたもの…日本が誇るゴシック・ホラーの名作もついに霧の森へ!
今回実現したコナミデジタルエンタテインメントとの二度目のコラボレーションにより、ホラー界を代表するキャラクター達が集う『Dead by Daylight』の世界に、日本が誇るゴシック・ホラーの名作『悪魔城ドラキュラ』が加わることになりました。長年ゲーム業界にて不朽の名作として地位を誇る『悪魔城ドラキュラ』は、40 年近くに渡り数々の作品を通じてファンを魅了してきました。『Dead by Daylight』チームもまさにファンの一員であり、本チャプターではドラキュラとベルモンド一族に対する情熱を“ピクセル”単位の細かな部分にまで注ぎ込みました。

今回のコラボレーションについて、コナミデジタルエンタテインメントチームは以下のように述べています。「我々も『Dead by Daylight』の大ファンであり、私たちのゲームや物語を大切に思ってくれていることを伺っていたので、当初からこのコラボレーションには大きな期待を寄せていました。今回『Dead by Daylight』チームとプロジェクトを進める中で、『悪魔城ドラキュラ』シリーズへの愛情と細部へのこだわりが随所に見られたのは本当に嬉しいことでした。」

霧の森で初めて実装された“変身能力”を用い、サバイバーに襲い掛かる「ダークロード」
作品への情熱を形にすべく、開発チームはドラキュラの特殊能力であるシェイプシフターの要素に着目し、『Dead by Daylight』で初となる変身能力を実装しました。この能力によって、ダークロードは 3 つの姿へスムーズに変容を遂げることが可能です。それぞれの姿が異なる特性を発揮することで、ダークロードを使用するプレイヤーは、まるで 3 種類のキラーを操っているかのような感覚になることでしょう。

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Vampire Form(吸血鬼の姿):ダークロードの通常の姿で「Hellfire(ヘルファイア)」と呼ばれる攻撃を繰り出すことができる。この攻撃を使うと前方に炎の柱が複数放たれ、パレットや窓枠といった障害物を貫通する。

Wolf Form(オオカミの姿): 3 人称視点になり視界が広くなるため、サバイバーの追跡に長けている。赤い傷マークや血だまりがよりハッキリと見えるようになり、サバイバーが定期的に残していく「Scent Orbs(香りのオーブ)」でサバイバーの方向を察知できるほか、香りのオーブを回収することで移動速度が上昇。獲物が手に届く距離まで近づいた場合には飛び付き攻撃を繰り出すことができる。

Bat Form(コウモリの姿):移動速度が速くなり、オオカミの姿と同じく 3 人称視点で操作可能。コウモリの姿では脅威範囲が隠れた状態となり、近くのパレットや窓枠などの障害物にテレポートができるため、ステルス行動に長けている。コウモリの状態ではサバイバーの姿は見えないものの、赤い傷マークは見え、足音も聞こえやすくなる。

自信と威厳に満ちた無慈悲なドラキュラらしく、ダークロードは人間に対する嫌悪感を決して隠そうとはしません。その証拠にダークロードのメメントモリでは、鋭い爪でサバイバーの首を切り裂き、流れる血をグラスに注いだかと思えば、足元で息絶えるサバイバーには目もくれずに一気に飲み干してしまうという残酷な場面が用意されています…

ベルモンド一族の誇りをかけて戦う「トレバー・ベルモンド」
本チャプターで実装される新サバイバーは、幾度も超自然的な力と対峙してきたトレバー・ベルモンドです。彼とドラキュラの永遠の戦いの舞台は霧の森へ移され、ベルモンド一族ならではの特性を活かして他のサバイバーを助けながら宿敵に立ち向かいます。そんなトレバーには 3 つの新たなパークを携えています。

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Eyes of Belmont(ベルモンドの目):発電機の修理が完了するとキラーのオーラを短時間見ることができる。またキラーのオーラが表示される際、その表示時間が延長される。

Exultation(歓喜):パレットでキラーを怯ませると所持しているアイテムのレア度が一つ上昇する。

Moment of Glory(栄光の瞬間):一定数のチェストを漁ると発動するパークで、発動後にプレイヤーが負傷すると同時に衰弱にもなるが、一定時間経過すると健康状態が 1 段階回復する。

シリーズの世界観を鮮やかに彩る衣装の数々
ゲーム史上最も歴史あるシリーズのひとつである『悪魔城ドラキュラ』には、記憶に残るキャラクターやファッションが数多く存在します。「悪魔城ドラキュラコレクション」には、ベルモンド一族やドラキュラ一族の有名な顔ぶれを連想するアイテムが含まれ、複雑に絡み合う物語の一端を覗き込むことができるでしょう。

本日から入手可能なトレバーのスキンには、レオン・ベルモンドとシモン・ベルモンドに着想を得たベリーレアコーディネイトが含まれています。『悪魔城ドラキュラ X 月下の夜想曲』のアルカードもレジェンダリーコーディネイトとして登場し、新たな体験をプレイヤーの皆さんに提供します。

本コレクションには、『悪魔城ドラキュラ XX』や『悪魔城年代記 悪魔城ドラキュラ』など、懐かしの作品を題材にしたダークロードのコーディネイトも含まれます。

さらに、2024 年 9 月 13 日(金)には、同コレクションの一部としてサイファ・ヴェルナンデスに着想を得たミカエラ・リードのベリーレアコーディネイトと、マリア・ラーネッドに着想を得たケイト・デンソンのベリーレアコーディネイトもリリースされます。

新チャプター「Dead by Daylight:悪魔城ドラキュラ」は 2024 年 8 月 28 日(水)より、Steam、PS5、PS4、Xbox One、Xbox Series X|S、Epic Games Store、Windows Store、Nintendo Switch にてリリースされます。

Dead by Daylight™ (デッド・バイ・デイライト)について
Behaviour Interactive がお届けする『Dead by Daylight』は、4 対 1 の非対称型でオンライン対戦を行うマルチプレイヤーホラーゲームです。「サバイバルなかくれんぼ」をコンセプトに、ダークファンタジーを演出した本作品は、総プレイヤー数 6,000 万人を突破。全世界を震撼させるゲームへと成長しました。1 日あたり約 200 万人のユーザーが PC やコンソール、モバイルで、ゲームの舞台である「殺戮場」にてキラーと呼ばれる殺人鬼1人と、殺人鬼からの逃亡を試みるサバイバー(生存者)4 人に分かれてプレイしています。2016 年の発売以来、TV や映画、ゲームにおける伝説的な作品と次々にコラボレーションし、“ホラーの傑作”が集結し再認識される場として世界観ができあがり、対戦ごとに異なる体験を楽しめるのが特徴です。
詳細は deadbydaylight.com をご覧ください。

Behaviour™ Interactive について
Behaviour Interactive はカナダ最大のゲームスタジオであり、今や世界中で1,300 人以上のスタッフがゲーム制作に従事しています。総プレイヤー数 6,000 万人を突破したオリジナルゲームタイトル『Dead by Daylight』を代表作に、ビルド&レイドゲーム『Meet Your Maker』を含む複数のタイトルでポートフォリオを拡大しています。また、世界でも有数の受託コンテンツ開発のプロバイダーとしてその地位を確立しました。Behaviour Interactive のパートナーには、Microsoft、Sony、EA、ワーナー、Netflix、テイクツーなど、世界有数の企業が名を連ねています。また、30 年以上にわたり独自の企業文化を発展させてきた Behaviour Interactive は、Deloitte Canada の「Enterprise Fast 15」と「Best Managed Company」を受賞し、GamesIndustry.biz の Best Places to Work – Canada(カナダ国内で最も働きやすい企業)にも選ばれました。モントリオールの本社に加え、トロント(Behaviour Toronto)、シアトル(Midwinter Entertainment)、英国(Behaviour UK – North and Behaviour UK – South)、オランダ(Behaviour Rotterdam)にも展開しています。詳細については、bhvr.com をご覧ください。

悪魔城ドラキュラについて
今から約 40 年以上も前となる 1986 年、コナミから発売されたアクションアドベンチャーゲームが『悪魔城ドラキュラ』です。吸血鬼ハンターのベルモンド一族が、闇の復活によって世界の均衡を脅かす存在となったドラキュラを退治するため繰り広げる冒険が物語の核となっています。様々なキャラクターやアイテム、神話にまつわる逸話など、あらゆる伝承が複雑に絡み合ってストーリーを展開していくのが特徴です。また、本作は難易度が高い横スクロールのプラットフォーム型ゲームプレイと雰囲気のあるビジュアルで知られており、批評家からの評価も高く熱心なファンを獲得しています。その結果、数え切れないほどのタイトルに影響を与え、いまや漫画やアニメシリーズといった他の領域にもそのレガシーを拡大しています。

コナミデジタルエンタテインメントについて
コナミグループの中核をなすコナミデジタルエンタテインメントは、モバイル、コンソール、トレーディングカードゲーム向けにコンテンツを開発し、『ウイニングイレブン』、『メタルギア』、『サイレントヒル』、『悪魔城ドラキュラ』、『魂斗羅』、『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム』シリーズなど、世界的な人気を誇る作品で知られています。www.konami.com/games/corporate/jp/

ライター
人生をゲームとインターネットでぐちゃぐちゃに狂わされた炭水化物。 特に『Terraria』と『Minecraft』、『SIREN』。絶対許さないからな。 電ファミではニュースライターとして活動してます。
Twitter:@0_5_m_e

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