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『エルダー・スクロールズ』の世界で王国を運営するシミュレーションゲーム『The Elder Scrolls: Castles』配信開始。城を建築して住民に仕事を割り振り、王がくだす命令を選択しよう

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Bethesda Game Studiosは、王国を運営できるシミュレーションゲーム『The Elder Scrolls: Castles』をApp StoreとGoogle Playに向けて配信した。対応するプラットフォームはiOSとAndroidとなっているが、日本国内では記事執筆時点でApp Storeでのみインストールできる。

本作は、エルフやオークなどさまざまな種族が生きるファンタジー世界を冒険するRPG『The Elder Scrolls(エルダースクロールズ)』シリーズの世界設定で城の内装を変更したり、国の方針を決定することができる運営シミュレーションゲームだ。

本作で王朝を築き上げたのは、オーガを打倒したことで英雄となり、小さな王国の統治者として任命された元・冒険者のOdar(オダール)であることがプロローグとして語られる。

オダールは王国を安定させたかのように見えたが、王朝を運営することに対する重圧を背負い、次第にストレスを感じるようになっていった。結果的にオダール王はカジートの女性と浮気をしてしまい、女王のisabel(イザベル)に憎しみを抱かれてしまう。

ゲーム開始時、プレイヤーは何者かに暗殺されてしまった王様の代わりになる新たな国王を選別して王国の運営をスタートする。最初はチュートリアルキャラクターの案内に従って部屋数を増やしたり、国を運営するための資源を生産する設備を建築して人員を配置する。

主に、城内の設備を稼働させるための油、民が飢えてしなないように食料を生産し、城を建築するための木材などの素材が必須となる。特定の建物をたてる、物を作るといったタスクをクリアするごとに経験値が上昇し、王国レベルが上がると新たな建造物が開放されるほか、新しいメンバーが加入することもある。

王のもとには、民からの悩み事の相談から国家同士のもめごとの解決を求めにさまざまな依頼が届く。プレイヤーは資源を消費して悩み事を解決したり、冒険者に依頼を出して怪物の討伐を依頼するといった選択が可能だ。

また、本作の特徴としてプレイヤーが城内にマーラの神殿を建築すると特定のキャラクター同士を結婚させることも可能である点が挙げられる。婚姻は城内のメンバーでお祝いされ、カップル同士をベッドルームに投下することで赤ちゃんを産ませられる。

城内で動くキャラクターは赤ちゃん、子ども、大人、老人といったカテゴリーにわかれており、時間が経過するごとに成長・老化して、老衰や暗殺などで死亡するシステムだ。子どもは両親の特徴を受け継いで誕生し、プレイヤーが名付けることができる。

キャラクターにはそれぞれ“幸福度”があり、結婚したり王の命令が民にとって幸せな出来事であれば上昇する。冒頭でオダール王が暗殺されてしまったことを鑑みると、民の機嫌は損ねないほうがよさそうだ。

なお、城の外では新たな資源や装備を見つけるためにキャラクターをクエストに送り出せる。戦闘はオートで進行するが、スキルを発動したり、キャラクターの体力が低下したらポーションを使うタイミングはプレイヤーに委ねられる。

装備はクエストで入手できるほか、城内で制作可能だ。適切な装備を着用させて、冒険へ出発させてみよう。

『The Elder Scrolls: Castles』は日本国内に向けてはApp Storeにのみ配信中。記事執筆時点で日本語には対応していないが、本作が気になった方はぜひインストールして遊んでみて欲しい。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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