ウェブ連載形式のホラー作品『つねにすでに』が、2024年冬に書籍化することが株式会社闇より発表された。
本作は、いくつかのシーズンに分けてウェブ上に怪談が投稿され、ユーザーがその謎を読み解くという形式の作品集だ。SNSやDiscordなどに投稿された怪談に対し、多くのホラーファンが謎に挑み、累計200万PVを超える人気作となった。
『つねにすでに』の物語は「A〜Z」の頭文字を冠した全26話で構成されており、それぞれが独立した怪談として楽しめるほか、全話を通して出現するモチーフや関連性を唆するものがあり、公式Discord(※)では7000人以上のファンが考察を楽しんだ。
この度の書籍化にあたって、作家の梨氏による27話目の書き下ろし作品が収録される。書籍版では、ウェブ連載では見られなかった新たなストーリーが展開されるようだ。
※公式Xにて、9月30日時点で「公式Discordサーバーの新規書き込みを停止しました」と告知された。
作家の梨氏は、本作の書籍化に際して「ネットロアの、その先に到達しました。」とコメントを寄せており、プロデューサーである頓花聖太郎氏は、書籍化不可能と思われたとして、「この物語は「印刷物」となることで新たな意味を持つ作品です。」と語った。
2024年 冬 書籍化 決定https://t.co/A0I80IDAbl#つねにすでに pic.twitter.com/aGfA2KB1in
— つねにすでに (@always__already) October 11, 2024
『つねにすでに』は2024年冬に書籍化される予定だ。続報が知りたい方は、ぜひ公式SNSをチェックしてみてほしい。
以下、プレスリリースの全文となっている。
累計200万PV超え、「行方不明展」作家によるウェブ連載ホラー『つねにすでに』が書籍化決定!
ホラー作家 梨 × 株式会社闇の大人気ネット怪談が2024年冬書籍化
ホラーコンテンツを制作する株式会社闇(本社:東京都港区、代表取締役:荒井 丈介、以下「闇」)と、人気ホラー作家の梨の『行方不明展』チームによる、累計200万PV超えのウェブ連載ホラー『つねにすでに』の2024年冬・書籍化が決定しました。
『つねにすでに』とは?
『つねにすでに』は、2024年4月よりウェブ上にて連載がスタートしたネット怪談(ロア)にまつわる作品集です。
テキストだけでなく動画、音声、Discord、コンビニプリントなど多様なメディアを活用し、またAIやインタラクティブなギミックを駆使したインターネットならではの仕掛けが話題となりました。
物語は「A〜Z」の頭文字を冠した全26話で構成されています。それぞれ独立した怪談として楽しめる一方で、全話を通して繰り返し現れるモチーフや関連性を示唆するものがあり、公式Discordでは6,000人以上のファンが考察を楽しみました。
Maze / 迷路の家 より
Information / 補足情報 より
書籍版限定の書き下ろし作品を収録
書籍化にあたって、梨による27話目の書き下ろし作品を特別収録。ウェブ連載版では見られなかった、新たな物語をお楽しみください。
制作者コメント
梨 / 作家
ネットロアの、その先に到達しました。
株式会社闇 頓花聖太郎 / プロデューサー
書籍化不可能と思われたこの作品が、壮絶な熱意と創意工夫によって、ついに書籍になります。
この物語は「印刷物」となることで新たな意味を持つ作品です。
ぜひ「書籍」としての『つねにすでに』をお楽しみください。
梨とは
作家。主にネット上で活動する。
2022年に初の書籍『かわいそ笑』(イースト・プレス)を発表。
2024年8月に最新作『お前の死因にとびきりの恐怖を』(イースト・プレス)を刊行。
『行方不明展』『その怪文書を読みましたか』『SCPって何ですか?』(漫画原作・監修)など、各分野で活躍中。
𝕏アカウント
https://x.com/pear0001sub
株式会社闇とは
ホラーとテクノロジーを融合させた「ホラテク」で新たな恐怖体験を提供するホラーカンパニー。
自社のVR作品『怨霊の金縛り屋敷』『学校の怖い話VR』は全国100箇所以上で開催され、約7万人が体験。また、制作したWEBコンテンツは多くのYouTuberに取り上げられ、実況動画の累計再生数は5,000万回を突破。
2024年7月に開催した『行方不明展』では、2ヶ月間で約7万人が訪れ、この夏大きな話題となった。
公式サイト
https://death.co.jp
『つねにすでに』概要
・タイトル:つねにすでに
・制作:梨 / 闇
・URL:https://always-already.net/
・𝕏アカウント:https://x.com/always__already
・Youtubeアカウント:https://www.youtube.com/@always_already
この物語はフィクションです が