10月21日(月)、株式会社バンク・オブ・イノベーション(以下、BOI)は、公式サイトにて、サービスを提供中のゲーム『メメントモリ』と、サービスを終了している『幻獣契約クリプトラクト』が特許権を侵害しているとして、株式会社セガ(以下、セガ)より「特許権侵害差止等請求訴訟」を提起され、訴状を受領したと発表した。
BOIは、訴訟の原因、及び訴訟提起に至った経緯として、上記の2タイトルがセガの保有する特許権を侵害しているとして、特許権についての実施権の許諾条件を提示され、協議を行ったが、BOIの見解がセガに受け入れられず、訴訟の提起に至ったと説明した。
セガの訴えの内容としては、日本国特許第5930111号、日本国特許第6402953号、日本国特許第6891987号、日本国特許第7297361号、日本国特許第7411307号を対象として特許に侵害しているとし、『メメントモリ』に関するゲームプログラム等の差止を請求し、損害賠償請求として10億円、及びこれに対する遅延損害金を請求している。
特許の詳細は、特許情報プラットフォームであるJ-PlatPatにて番号で検索できるので、参照してみてほしい。
BOIは、今後の見通しとして引き続き訴状の内容を精査したうえで適切に対応をとり、今後開示すべき事項が発生した場合には速やかに開示する旨を告知した。また、BOIはサービスが当該特許権を侵害しているとの事実は無いものとし、『メメントモリ』のサービスを継続する意向を発表している。