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『かまいたちの夜』の我孫子武丸先生がゲーム原案を務めたアナログ・カードゲーム『アルカンシェル』が11月16日に発売へ。ゲームマーケットでも販売予定のほかAmazonでも予約受付中

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グループSNEは、我孫子武丸氏が携わったアナログゲーム『アルカンシェル』を11月16日に発売する。

価格は税込2970円。11月16日・17日で開催されるゲームマーケットでも販売されるほか、Amazonでも予約受付中だ。

『アルカンシェル』は、サウンドノベル『かまいたちの夜』を手がけたことでも知られる小説家・我孫子武丸氏がゲーム原案を務めた「協力型トリックテイキング」のカードゲーム。

ゲームデザインには、グループSNEの安田均氏、柘植めぐみ氏が携わっている。プレイ人数は4人、プレイ時間は1エピソード30分となっている。

本作の舞台は「虹の国」というファンタジー世界。プレイヤーは冒険者パーティを組み、ストーリーを楽しみながら立ちはだかる難題をトリックテイキングを行うことでクリアしていく。

数字を集めてモンスターを倒したり、秘宝「切り札」をぶつけて災害を退けたりとさまざまな選択肢が用意されている。互いのカード裏面の色を確認し、ドラフト「カード交換」をおこなうことで、仲間の手札を推理し、成功を目指す。

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(画像はGroup SNE | 製品情報 | アルカンシェル―モンスタートリックテイキングゲーム―より)

「トリックテイキング」とは、カードゲームの遊び方のひとつで、親プレイヤーから順番に手札を1枚出し、最初に出されたカードと同じスート(色)の中で最も数字の高いカードを出したプレイヤーがそのトリックに勝利するというもの。

本作の生みの親である我孫子武丸氏は、本作について「トリテ入門にもなりつつマニアックなトリテ好きにも満足いただけるゲームになったものと思います」とポストしている。

また本作には削られた要素もあるとして、「これが売れれば「拡張」って手もあるのでは、とか勝手に思っています」と我孫子氏は続けている。

『アルカンシェル』は、11月16日・17日で開催されるゲームマーケットでも販売予定。またAmazonでも予約受付中だ。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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