グループSNEは、我孫子武丸氏が携わったアナログゲーム『アルカンシェル』を11月16日に発売する。
価格は税込2970円。11月16日・17日で開催されるゲームマーケットでも販売されるほか、Amazonでも予約受付中だ。
【アルカンシェル】
— グループSNE@ゲムマ2024秋 ブースNo.27 (@GroupSNE) November 12, 2024
プレイヤーたちが冒険者のパーティーになってミッションをクリアしていく、協力型トリックテイキングゲーム。
ストーリーを楽しみながら、トリックテイキングの面白さも体感できるゲームです。トリテ好きも、初めての人もあつまれ~。https://t.co/GSJNBZZje8 pic.twitter.com/2yLbW1cT3P
『アルカンシェル』は、サウンドノベル『かまいたちの夜』を手がけたことでも知られる小説家・我孫子武丸氏がゲーム原案を務めた「協力型トリックテイキング」のカードゲーム。
ゲームデザインには、グループSNEの安田均氏、柘植めぐみ氏が携わっている。プレイ人数は4人、プレイ時間は1エピソード30分となっている。
本作の舞台は「虹の国」というファンタジー世界。プレイヤーは冒険者パーティを組み、ストーリーを楽しみながら立ちはだかる難題をトリックテイキングを行うことでクリアしていく。
数字を集めてモンスターを倒したり、秘宝「切り札」をぶつけて災害を退けたりとさまざまな選択肢が用意されている。互いのカード裏面の色を確認し、ドラフト「カード交換」をおこなうことで、仲間の手札を推理し、成功を目指す。
小説もゲームも、「面白いなあ」と思ったものは何でも手を出してみたくなるタチで、「アルカンシェル」もボドゲにはまって数年、ある時思いついたアイデアをゲーム仲間の有島薫さんに話し、二人でサンプルを作って京都のゲームクリエイターの皆さんに遊んでいただいたりしつつ作ったゲームです。
— あびこ (@sukiyapotes) November 11, 2024
「トリックテイキング」とは、カードゲームの遊び方のひとつで、親プレイヤーから順番に手札を1枚出し、最初に出されたカードと同じスート(色)の中で最も数字の高いカードを出したプレイヤーがそのトリックに勝利するというもの。
本作の生みの親である我孫子武丸氏は、本作について「トリテ入門にもなりつつマニアックなトリテ好きにも満足いただけるゲームになったものと思います」とポストしている。
また本作には削られた要素もあるとして、「これが売れれば「拡張」って手もあるのでは、とか勝手に思っています」と我孫子氏は続けている。
『アルカンシェル』は、11月16日・17日で開催されるゲームマーケットでも販売予定。またAmazonでも予約受付中だ。