ゲーム開発者のJozef Pavelka氏とVlado Ganaj氏は、酔っ払いの騎士を描く中世ファンタジーRPG『Felvidek』が最新アップデートで日本語に対応したと発表した。
対象プラットフォームはPC(Steam)。価格は税込1300円。12月5日まで税込1040円(20%オフ)のセールを実施している。
ついに、翻訳させて頂いた@brozef_ の FELVIDEKをリリース!「圧倒的に好評」2300件以上のレビューを得ています! (URLはコメントにあります)
— Sam L. Kurono (@kurono_studios) November 29, 2024
開発者との独占インタビューが近日公開されます!
翻訳:
SAM L. KURONO @kurono_studios
ALEXANDER TOYOTA @AlexanderT78541 #日本語化した #FELVIDEK pic.twitter.com/cb95yq9T4N
『Felvidek』は、2024年3月に発売されたアドベンチャーゲームの要素が強い中世ファンタジーRPG。一見して『RPGツクール』で開発したようには見えない80年代と90年代のPCゲームが同居したような独特のセピア調のグラフィックが特徴だ。
舞台は15世紀のスロバキア。フス派(カトリックを批判した改革派)の略奪者とオスマン帝国のスパイによって荒らされ、恐怖が渦巻いていた。この地を救うには飲んだくれの騎士パヴォルに託されたのだった。
フィールド移動では見下ろし視点のクォータービュー(アイソメトリック視点)だが、ターンベースの戦闘では一人称視点になっており、攻撃するときに主人公の腕や武器が見える風変りなものとなっている。
本作は記事執筆時点では2300件以上のレビューが集まっており、「圧倒的に好評」となっている。ゲームは辛口なユーモアや歴史的な背景、6時間程度のプレイ時間ながら短くも濃厚な面白さが詰まっていると好評だ。
ナンセンスな騎士物語が政治的陰謀に満ちたミステリのように変わっていくシナリオが評価されている。
今回はユニークな本作がアップデートで日本語に対応した形だ。なお翻訳を手がけたKurono Studiosのサム・L・クロノ氏は、「開発者との独占インタビューが近日公開されます! 」とポストしており、本作の開発の裏側が近日明かされそうだ。
飲んだくれの騎士が活躍する中世ファンタジーRPG『Felvidek』は、日本語に対応して発売中なので気になった人は購入を検討してみてはいかがだろうか。