いま読まれている記事

『ゼルダの伝説 時のオカリナ』で聴ける音楽を徹底的に分析した書籍が2月21日に発売決定。オカリナで演奏する楽曲やダンジョンBGM、アイテム獲得時やメニュー画面の効果音まで細かに分析しゲームと音楽の関連性を掘りさげる。和訳は『コーヒートーク』の翻訳も手がけた小川公貴氏

article-thumbnail-250108v

名作RPG『ゼルダの伝説 時のオカリナ』に登場する楽曲を題材に、ゲームの進行と演出がどのように関わっているのか紐解く書籍『ゼルダの伝説と音楽 「時のオカリナ」から学ぶゲームサウンド』が2月21日(金)に発売されることをDU BOOKSが発表した。

本著は、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の主人公リンクがオカリナで演奏する楽曲やダンジョンのBGM、アイテム獲得時に鳴るファンファーレやメニュー画面の効果音まで細かに分析した書籍だ。

『ゼルダの伝説と音楽 「時のオカリナ」から学ぶゲームサウンド』は主に全7章と終章で構成されており、『時のオカリナ』の音楽が生まれた背景にはじまりカリナとリンクの音楽的パフォーマンス、ロケーション、キャラのテーマやカットシーン、インターフェースや効果音、そしてオカリナの余韻などについて語られている。

『時のオカリナ』の音楽を構造面から分析し、各楽曲とゲームの進行・演出がどのように関わり合っているか解説される。

また、古今東西の音楽ジャンルを取り入れつつも伝統に囚われない近藤浩治氏のの作曲術についても触れられており、楽曲の楽譜や音の波形などの図版も約110点が掲載されている。

『ゼルダの伝説 時のオカリナ』で聴ける音楽を徹底的に分析した書籍が2月21日に発売決定_002

なお、本著を手がけたのは、ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校の音楽講師であり、ルドミュージコロジー研究グループの共同創設者でもあるティム・サマーズ氏だ。日本語への翻訳は高評価アドベンチャーゲーム『コーヒートーク』の翻訳も手がけた小川公貴氏が担当している。

『ゼルダの伝説と音楽 「時のオカリナ」から学ぶゲームサウンド』は2月21日(金)に発売される予定だ。本体価格は3400円(税別)となっている。

以下、プレスリリースの全文を掲載しています。


「ゼルダの伝説」の音楽を徹底解剖!遊び×演奏の傑作を題材にゲームと音楽の奥深い関係をひもとく決定版

『ゼルダの伝説 時のオカリナ』で聴ける音楽を徹底的に分析した書籍が2月21日に発売決定_003

主人公リンクがオカリナで演奏する名曲の数々、ダンジョンBGMはもちろん、アイテム獲得時やメニュー画面の効果音まで、不朽の名作『ゼルダの伝説 時のオカリナ』のあらゆる音楽を精緻に分析したゲーム音楽愛好家および「ゼルダ」シリーズファン待望の一冊。

左:ゲームの重要アイテム「オカリナ」をモチーフにした原著書影
下左:本文ページ例①
オカリナを演奏するリンク、およびオカリナの音階と演奏時のコントローラのボタン
下右:本文ページ例②
「嵐の歌」のフレーズ構造、および 「カカリコ村」の風車小屋にいるオルガン弾き

▲『時のオカリナ』の音楽を構造面から分析。各楽曲とゲームの進行・演出がどのように関わり合っているかがわかる。

▲古今東西の音楽ジャンルを取り入れつつも、伝統に囚われない近藤浩治の“常識破り”の作曲術とは。

▲プレイ画面・楽譜・音の波形など図版約110点掲載。

著者略歴:ティム・サマーズ
ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校の音楽講師。著書に『Understanding Video Game Music』があり、ルドミュージコロジー研究グループの共同創設者でもある。

【2/21 発売 新刊案内】
A5判・並製・364頁予定
予価:本体3,400円+税
ISBN: 978-4-86647-228-7
発行元:DU BOOKS 発売元:株式会社ディスクユニオン

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ