lamedeveloperが発売中の『WEBFISHING』が海外でひそかに高評価となっている。
あわせて1月11日に本作に登場するネコのぬいぐるみもMakeshipで販売。記事執筆時点で約4000個が売れており、インディーゲームでは珍しい盛況っぷりを見せている。
『WEBFISHING』は緑に囲まれた孤島を舞台に釣りを楽しめるマルチ対応のフィッシングゲームだ。本作は先々で出会った他プレイヤーと一緒に釣りを楽しめるメタバース的なゲーム性が特徴的であり、イヌとネコをモチーフとしたキュートなキャラクタービジュアルが人気。
日本語には対応していないものの簡単な英語が多いので日本人ユーザーも多く、ゆったりとした時間の流れる空間でのんびり気ままに釣りを楽しめる。
基本的なゲームの流れとしては餌と場所を決めて釣りを行ったのち、釣れた魚を売却。稼いだドルで新たな釣り竿やルアー、衣装や遊び道具などを購入し再び釣りに身を投じていく。
本作では100種類近くの魚が収録されており、湖ではサーモンやブルーギル、海ではマグロやタツノオトシゴなどを釣ることが出来る。魚は釣り竿や餌のレベルをあげることでレアな個体を入手しやすくなる仕様なため、序盤でも運が良ければ巨大魚を釣ることができ、一攫千金を狙うことも。
レアな魚はそれぞれ湖ではワニやオオメジロザメ、海ではクジラやシーラカンスなどが回遊。雨の日やワールドイベント限定で釣れる魚もいるため、図鑑コンプリートを目指すだけでも長時間やり込めるゲーム性となっている。
ちなみに、本作では釣り以外にもほかのプレイヤーと楽しめる遊び道具も多くラインナップ。地面にお絵描き出来るチョークや他プレイヤーを殴れるボクシンググローブ、マップの至る所に埋まっている換金アイテムを探せる金属探知機など種類はさまざまだ。
なかでもギターはかなり本格的な作りとなっており、コードを設定し、弦を実際にマウスで弾くことで音を奏でられる。他のプレイヤーの演奏を聞きながら釣りを楽しめるのも本作の特徴だ。
そんな、本作は昨年の10月にリリースされると海外で大きな話題を呼び記事執筆時点で4万8416人のうち98%が好評を示す「圧倒的に好評」のステータスを獲得。
Steamレビューを見ると本稿で紹介したこれらの要素に加え、「ノスタルジーを感じるもののこれまでになかった新しいゲーム」「時間を忘れて遊べる」「他プレイヤーとのちょうどいい距離感が良い」など好評する声であふれている。
Steamの非公式データベース「SteamDB」による情報では最高2万4000人の同時接続者数を記録しており、直近では常にピーク時4000人の同時接続者数を記録するなど数値を見るだけでも本作の勢いの凄まじさを体感できるだあろう。
なお、冒頭で触れたMakeshipのぬいぐるみに関しては、29.99ドル(約4,724円)で販売されている模様。日本時間の2月2日までの期間限定販売となるため、興味があればこの機会にチェックすると良いだろう。
『WEBFISHING』については580円で販売中だ。