日本時間1月28日、ユービーアイソフトがイギリスにあるスタジオUbisoft Leamingtonを閉鎖し、ほか複数のスタジオで計185人をレイオフすることが分かった。Eurogamerをはじめとした複数の海外メディアに対して、同社が声明を発表している。
この決定について、ユービーアイソフトはEurogamerの取材に対し、理由を「長期的な安定性を確保するための、プロジェクトの優先順位付けおよびコスト削減の一環」としている。
Ubisoft Leamingtonは、以前はFreeStyleGamesという名で『DJ Hero』シリーズなどの開発スタジオとして知られていた。2017年にユービーアイソフトがアクティビジョンから買収してからは、主にサポートスタジオとして『ディビジョン』シリーズの開発に貢献。さらに『スター・ウォーズ 無法者たち』や『スカル アンド ボーンズ』、『ファークライ5』などの大規模タイトルにも開発支援を行ってきた。
ほか、規模縮小の対象となるスタジオは、Ubisoft Düsseldorf、Ubisoft Stockholm、Ubisoft Reflections。あわせて、185名のスタッフがレイオフの対象になるという。
なおユービーアイソフトについては、2024年12月にFPSゲーム『エックスディファイアント』が2025年6月3日にサービス終了することを発表。それに伴い、サンフランシスコと大阪のスタジオを閉鎖、シドニーの拠点を縮小し、計277名のレイオフが発表されていた。