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小説『ドラクエ5』作者の久美沙織氏が映画『ドラクエ ユア・ストーリー』のキャラクター名称に関する民事訴訟を「棄却された」と報告。個人・零細クリエイター集団の係争費用を支援する「リュカ基金(仮)」の設立も明らかに

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小説家の久美沙織氏は2月17日(月)、2019年公開の映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』について、スクウェア・エニックスや東宝など制作陣に損害賠償を求めた民事訴訟が棄却されたと伝えた。

本件は、久美氏の作品『小説ドラゴンクエストV』における主人公「リュカ」と同じ名称が映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』に無断で用いられ、また特別な主人公の呼称「リュケイロム・エル・ケル・グランバニア」を「リュカ・エル・ケル・グランバニア」に無断で改変されたと異議を唱えたものであった。

2020年9月投稿のnoteエントリにて、久美氏は映画の存在を事前に知らされていなかったほか、スクウェア・エニックス側への確認において交渉が決裂した事実を公表していた。

訴訟は当初、刑事告訴として実施されていたが、裁判規模の拡大にともない一度取り下げ。クラウドファンディングで訴訟資金を募るかたちで民事訴訟として再訴されている。

今回、久美氏はXでのポストと新たに投稿したnoteエントリ上にて、訴訟の棄却に関する概略・感想を伝えた。

また、個人または零細クリエイター集団の係争にかかる費用を支援する基金「リュカ基金(仮)」の設立、および検討方針も明らかにされている。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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