「金継ぎ」から着想を得た立体パズルゲーム『KINTSUGI – A Journey Through The Broken Pieces』の体験版がPC(Steam)に向けて配信中だ。
本作は、バラバラに割れてしまった陶器を紡ぐ日本の伝統工芸のひとつである「金継ぎ」に触発されてSCG STUDIOが制作中のタイトルだ。プレイヤーは「金継ぎ」を行うことで、破片をつなぎ合わせることができる。
体験版を開始すると、合計で6つの陶器からバラバラにするものを選択できる。お椀、壺、お急須、そしてSteam柄の大皿などがある。また、どれくらいバラバラにするのかを選ぶ難度設定も用意されていた。
陶器を選ぶとワンクリックで陶器はバラバラに飛び散り、そのあとはパズルのように破片を紡ぎ合わせていく。紡ぎ目は完璧に元通りになるわけではなく、金継ぎが模様として残るようになっている。
(画像は『KINTSUGI – A Journey Through The Broken Pieces』のSteamストアページより)
製品版では5つの難度と4つのステージが実装される予定で、高難度の場合はプレイヤーに高い精度が求められるようになるようだ。なお、Steamストアページによると、「金継ぎ」は再生の象徴であり、修復されたものは人生経験の内省を促し、成長の基盤になり得るという哲学が解説されている。
『KINTSUGI – A Journey Through The Broken Pieces』はPC(Steam)に向けて体験版が配信中。2025第2四半期に正式リリースされる予定だ。