3月5日(水)、アメリカのエンタメ業界誌VARIETYにて、『The Last of Us(ザ・ラスト・オブ・アス)』や『アンチャーテッド』のディレクターであるニール・ドラックマン氏のコメントが公開された。
ニール・ドラックマン氏は、『The Last of Us Part III』がリリースされる可能性について問われ、ため息をつきながら「言えることがあるとすれば、『The Last of Us』の続編があると期待しすぎないほうがいいということです。これで、終わりかもしれません(※)」とコメントした。
原文:I guess the only thing I would say is don’t bet on there being more of ‘Last of Us.’ This could be it.
ニール氏は、2024年2月に公開された『ザ・ラスト・オブ・アス2』の開発秘話に迫るドキュメンタリー映像「Grounded II: Making The Last of Us Part II」にて、「続編を作るのも歓迎するし、みんなが別の作品を作りたいならサポートする」とコメントしたうえで、コンセプトはあるとして「この物語はもう1章あるんだろう」と語っていた。
以前とは異なり、ニール氏はゲーム『ザ・ラスト・オブ・アス』の続編について消極的になっているようだ。
2013年にリリースされた『ザ・ラスト・オブ・アス』は、ノーティードッグの手がけるサバイバルホラーゲームだ。2020年6月には、前作から5年後の世界が舞台となる続編『The Last of Us Part II(ザ・ラスト・オブ・アス2)』が発売された。2023年1月には、国内ではU-NEXTに向けてテレビドラマ版も配信されている。
なお、『ザ・ラスト・オブ・アス』シリーズは第1作目をフルリメイクしたタイトル『The Last of Us Part I』がPS5とPC(Steam、Epic Games)に向けて発売中だ。