パブリッシャーの2P Gamesは3月17日(月)、発売中のタイトル『飢えた子羊』について、Nintendo Switch版が日本のニンテンドーeショップにて一時販売停止することを発表した。
本作は、飢餓や貧困が蔓延していた明朝末期の中国を舞台にしたビジュアルノベルゲーム。Nintendo Switch版は3月13日に発売されていたが、今回レーティングの変更に伴い一時販売が停止となったようだ。なお、すでに購入済の方はそのままプレイ可能となっており、現在ゲームの販売を再開できるように努めているという。
Nintendo Switch版の『#飢えた子羊』レーティング変更に伴い、日本のニンテンド-eショップでの販売を停止されます。既にご購入いただいていた方はSwitchでプレイ可能。
— 2PGames【公式】 (@2PGames_JP) March 17, 2025
今、早くゲームの販売を再開できるに努めております。ご迷惑をおかけして申し訳ごさいません。🥹 pic.twitter.com/9J1Pf9N0so
『飢えた子羊』は、2024年にSteamにて発売された中華歴史をテーマにしたビジュアルノベルゲーム。本作は、人買いや復讐、人肉食などといった暗く重いテーマを扱っており、ゲーム中何度も選び難い選択を迫られることになる。
作中では、プレイヤーは主人公の盗賊「良」として、4人の少女を護衛し繁栄する大都市・洛陽へと送り届けることが目的となる。良は当初、彼女たちは領主に養女として迎えられ新たな人生を送っていくと思っていたが、4人の少女のうちのひとり「穂」が、領主の正体は若い娘を食らう「豚妖」であることを明かす。
良は旅をしながら穂をはじめとした4人の少女や道中で出会う人物と会話を繰り返しながら、真実を追い求めて決断をすることになる。
なおSteam版では、本作のドラマチックなストーリーが大きな話題を呼び、現時点でSteamレビュー約4万2000件のうち96%が好評の「圧倒的に好評」のステータスを獲得している。2025年1月には累計売上本数が100万本を突破する人気作となっている。
そしてNintendo Switch版も3月13日に発売されたが、今回日本での販売が一時停止されることとなった。なお、現時点での詳細な再販売の時期についてのアナウンスなどはなく、2P Gamesは早く販売を再開できるように努めているとのことだ。