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「壺おじ」デザイナーの新作『Baby Steps』はオープンワールドのウォーキングシムに。異世界転移した無職男性が山登りするゲームは「失敗というプロセスを楽しくする」ことを目指す

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DevolverDigitalのYouTubeチャンネルにおいて2025年後半に発売予定のゲーム『Baby Steps』の、ゲーム内容を紹介するトレイラーが公開された。本トレイラーは日本時間3月21日に配信された「Future Games Show: Spring Showcase 2025」でも紹介されたものである。

本作は日本で「壺おじ」として知られる『Getting Over It』を手掛けたBennett Foddy氏や『Ape Out』を手掛けたGabe Cuzzillo氏らによる新作だ。

主人公は、35歳無職の男性Nate。彼が突如転移してしまった異世界で道を歩き、山を登っていくというのがゲームの内容だ。プレイヤーは物理演算に基づいたNateの左右の足を操作し、倒れないように歩いていくことが目的となる。

クリエイターのFoddy氏は本作を「難しいゲームではない」として、自身の作品『Getting Over It』がミスをすれば振り出しに戻ってしまうようなデザインだったのに対して、本作は「もっと易しい」デザインであると語っている。

また、本作はオープンワールドであるため、失敗をして崖から落ちたら新しいエリアを発見できたり、別の道を試すというような遊び方ができるという。「失敗というプロセスを楽しいものにする」ことを目指しているとも語られた。

また、動画の最後には本作のスピードラン(RTA)に関する話題も出た。開発陣は『Getting Over It』がRTAにおいて1時間ほどでクリアされることを想定していたが最終的には1分でクリアする記録が出てきたことに触れ、「半年ほどで20分の記録が出るだろう」と予想した。また、バグなしでの記録は「2時間になるだろう」とのことだ。

『Baby Steps』は2025年後半に発売予定。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS5。

ライター
『The Elder Scrolls』や『Dragon Age』などの海外RPGをやり込むことで英語力を身に付ける。個人的ゲーム史上ナンバーワンヒロインは『Mass Effect』のタリゾラ。 面白そうなものには何でも興味を抱くやっかいな性分のため、日々重量を増す欲しいものリストの圧力に苦しんでいる。

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