ギャガ株式会社は5月8日(木)、新作長編アニメーション映画『アズワン/AS ONE』について、8月22日に全国公開することを発表した。
本作はスクウェア・エニックスのアーケードゲーム『星と翼のパラドクス』が原作のアニメ映画。あわせて特報映像も公開されている。
『アズワン/AS ONE』は、監督に『名探偵コナンから紅の恋歌』以降同シリーズを担当する静野孔文氏、キャラクターデザインに『新世紀エヴァンゲリオン』や『サマーウォーズ』などで知られる貞本義行氏、メカニックデザインに『ガンダム Gのレコンギスタ』などで知られる形部一平氏が担当するSF作品だ。
上述のとおり、本作では『星と翼のパラドクス』を原作として制作されている。原著作者スクウェア・エニックスから「映像化するなら、ゲームの内容にとらわれずに、面白いものを作って欲しい」という意向を受け、静野監督がアイデアを構築して脚本家と共に生み出した完全オリジナルストーリー作品となっており、原作の20年前を描く。なお作中では“音楽”がキーとなることも明らかにされている。
本作の主人公・ヨウはミュージシャンを目指す高校生。反対する親とバンド仲間の人間関係に悩み、自らの将来を決めかねていた。そんなある日、渋谷の交差点を歩くヨウの脳内に「助けて!」という声が響き、白い光に包まれてしまう。
一方、宇宙に浮かぶ巡星(めぐりぼし)では、長い間戦争状態にあったヴ・レード惺王国と轟ア・スレッガ国との休戦の調停式が行われてようとしていた。しかしその時、巨大軌道デブリが落下してしまう。ロボット整備士・ラコは、整備途中の機ながらなんとかデブリを海面まで移動させることに成功するが、一瞬の閃光ののちラコは意識を失ってしまう。昏睡状態のラコは意識のなかでヨウと出会う。
ヨウとラコ、出会うはずのない二人の運命の出会いの意味、そして、ふたりでひとつのヨウとラコに待ち受ける運命とは。
『星と翼のパラドクス』を原作とするアニメーション映画『アズワン/AS ONE』は8月22日に全国公開予定だ。