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任天堂が所蔵する“もっとも古い花札”の版⽊・摺り⾒本や、学生作品を含むビデオゲームなど、「京都と遊び」をテーマにした企画展示が大阪・関西万博で開催。任天堂の協力のもと、立命館大学ゲーム研究センターが企画

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⽴命館⼤学ゲーム研究センターは5月30日、⼤阪・夢洲で開催されている「EXPO 2025 ⼤阪・関⻄万博」において、「京都と遊び」をテーマとした企画展⽰を開催すると発表した。

本展示では、任天堂株式会社との協力のもと、明治24年(1891年)頃の花札の版⽊とその摺り⾒本や、学⽣作品を含むビデオゲームなどが展⽰予定だ。期間は6月16日から6月22日までとなっており、9時15から21時まで⼤阪・関⻄万博内の「関⻄パビリオン京都ゾーン」にて実施される。

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(画像は大阪・関西万博公式サイト「関西パビリオン」より)

⼤阪・関⻄万博は、4月13日から開幕している、150か国を超える国や地域、国際機関が参加するイベント。国境や⼈種を超え、世界各国からさまざまな個性が集まり、いろいろな未来を見たり体験したりすることができる。会場内では各国や企業のパビリオンでの魅⼒あふれる展⽰にくわえて、多種多様なイベントなどが開催されている。

本展示では、囲碁、すごろくや歌合せといった遊びの歴史が残る京都を中心に、家庭用ゲームの普及から40年が経過し時代とともに形を変え続けている遊びの歴史を体験することができる。⽴命館⼤学ではゲーム研究・教育が実施されているほか、京都府は「京都デジタルアミューズメントアワード」など遊びのサポートが続けられているという。

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「京都と遊び」をテーマとした企画展⽰では、京都に本社を置く任天堂との協力のもと明治24年(1891年)頃の花札の版⽊とその摺り⾒本を展示する。これは同社において所蔵されている版木の中で最も古いものとなり、実際の花札の製造にも使用されていたという。また、一般に広く公開されるのは今回が初となるそうだ。

⽴命館⼤学ゲーム研究センターの、「京都と遊び」をテーマとした企画展⽰は6月16日から6月22日まで「関⻄パビリオン京都ゾーン」にて開催予定だ。なお、関西パビリオンへの入場は公式サイトからの事前予約が必要となる。

以下、プレスリリースの全文を掲載しています


EXPO2025 大阪・関西万博内 立命館大学ゲーム研究センター企画「京都と遊び」をテーマとした展示のお知らせ
期間:2025年 6 月 16 日(月)~6 月 22 日(日)9:15~21:00場所:2025 年大阪・関西万博 関西パビリオン 京都ゾーン

⽴命館⼤学ゲーム研究センターが任天堂と協力のもと「京都と遊び」をテーマとした企画展⽰を大阪・関西万博にて開催_003

⽴命館⼤学ゲーム研究センター(所在地:京都府京都市)が、⼤阪・夢洲で開催されている「EXPO 2025 ⼤阪・関⻄万博(2025 年⽇本国際博覧会)」において、「京都と遊び」をテーマとした企画展⽰を開催します。本展⽰では、任天堂株式会社協⼒の元、明治 24 年(1891 年)頃の花札の版⽊とその摺り⾒本や、学⽣作品を含むビデオゲーム等が展⽰されます。公式サイトより⼤阪・関⻄万博への⼊場⽅法など詳細をご確認のうえ、ぜひお越しください。

■イベント名称
産業「イノベーションの DNA」
「独⾃に発展してきた京都の産業構造の歴史と未来に触れ、伝統と⾰新の精神を体感」
■会場
2025 年⼤阪・関⻄万博 関⻄パビリオン京都ゾーン
■期間
2025 年 6 ⽉ 16 ⽇(⽉)〜6 ⽉ 22 ⽇(⽇)9:15〜21:00
※万博会場全体は 9:00〜22:00 開場となります。
■料⾦
無料 ※万博⼊場料は別途必要
■予約
関⻄パビリオンへの⼊場には事前予約が必要です。詳細は下記パビリオンページよりご確認ください。
・「関⻄パビリオン」ページ(EXPO 2025 Visitors web サイト) https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/pavilions/5321e2c6-d74b-44a6-b0e5-74893f5ca0d6

■展⽰概要
平安時代には、天皇や貴族が囲碁、双六、歌合せといった様々な遊びをしていた記録が残っている、遊びの⼟壌のある京都。⽇本において家庭⽤ゲームの普及から 40 年が経過し、2025 年には新たなゲーム機も発売され、歴史の中で遊びは形を変え続いていきます。また、⽴命館⼤学ではゲーム研究・教育が⾏われ、京都府は「京都デジタルアミューズメントアワード」など、遊びの未来をサポートしてきました。このような、「京都と遊び」をテーマに展⽰を⾏います。

本展⽰では、任天堂株式会社(1889 年創業)協⼒の元、明治 24 年(1891 年)頃の花札の版⽊とその摺り⾒本等を展⽰します。これは任天堂株式会社において所蔵される版⽊の中で最も古く、実際の花札の製造に使⽤されていました。⼀般に広く公開されるのは今回が初めてとなります。また、2025年 6 ⽉ 5 ⽇発売の Nintendo Switch 2 本体等や、⽴命館⼤学映像学部の学⽣作品も同時に展⽰されます。※ゲームのプレイはできません

本展⽰を通し、⽇本の遊びやゲームの歴史、そしてその未来について考えを深めていただければ幸いです。

■展⽰企画
⽴命館⼤学ゲーム研究センター(センター⻑ 渡辺修司)
所在地:〒603-8577 京都府京都市北区等持院北町 56-1 ⽴命館⼤学
URL:http://www.rcgs.jp/

■資料・画像提供、協⼒
任天堂株式会社

■関連サイト
・⽴命館⼤学ゲーム研究センター web サイトにおける本展⽰に関するページ https://www.rcgs.jp/?p=3197
・「関⻄パビリオン 京都ゾーン ⼀座きょうと」ページ(EXPO KYOTO 公式サイト) https://expokyoto.jp/kyotobooth/

ライター
気になったゲームは古今問わず遊ばずにはいられない性格。シリーズ物も大好き。 中学生の時に東方Projectに触れてからゲーム音楽へ目覚め、アトリエシリーズと出会い覚醒。普段聴く音楽が9割ゲーム関連となってしまった。 幅広いジャンルのゲームを遊びながら、まだ見ぬゲーム音楽との出会いを求めて日夜探求し続けている。

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