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地図なしで日本の森の中をひとりさまようオープンワールドサイコホラーゲーム『Whispers in the fog』が発表。地図なしの広い森の中、真偽不明の囁き声の導きに従うかどうかはあなた次第

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パブリッシャーのTBAは6月8日、さまざまなゲームについて紹介する番組「Future Games Show: Summer Showcase 2025」にて、日本の森を舞台にしたホラーゲーム『Whispers in the fog』を発表した。現時点では発売日は未定となっており、Steamにてストアページが公開されている。

主人公は不気味な日本の森のなか、懐中電灯と古びたバックパック以外は何も持たず、しかも記憶を失った状態で目を覚ます。常に何者かに見られているような視線を感じながら、主人公は自分の記憶と森の秘密を探っていくことになる。

森を覆う霧の中には謎の影たちがさまよっており、主人公に向かって常に囁きかけてくる。囁きは主人公を導くような内容だが、中には主人公を危険な場所へ連れて行こうとする声もあり、どこまで影たちの囁きに従うかはプレイヤー次第だ。

Steamストアページの概要によれば、『Whispers in the fog』にはジャンプスケアはなく、オープンワールドの探索を主軸に置いたサイコホラーゲームとなっている。オープンワールドのゲームであるがマップは存在せず、記憶力と観察力、そしてプレイヤーをとりまく囁きを無視する勇気が生存のカギとなるという。

『Whispers in the fog』Steamストアページが公開。日本の森を舞台にしたオープンワールドサイコホラーゲーム_005
(画像は『Whispers in the fog』Steamストアページより)

探索できるロケーションには呪われたトンネルや見捨てられた村など、日本風ホラーにふさわしい場所が揃っている。それぞれの場所に散りばめられた断片的な情報や謎解きを通じて、主人公の背景に迫っていくことになるが、中には知るべきでない真実も隠されているそうだ。

『Whispers in the fog』はGunzilla Gamesにて主席ライティングアーティストを務めるPasquale Scionti氏による作品で、ライティングを中心とした環境表現に特に力を入れているとのことだ。本作ではマップの天候や季節さえもプレイヤーの行動によって変化し、同じ場所でも異なる風景を見ることが可能となっている。

『Whispers in the fog』はSteamにてストアページが公開中。発売日は未定となっている。

ライター
なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『ドラゴンクエスト』シリーズで育ち、『The Stanley Parable』でインディーゲームに目覚めた。作った人のやりたいことが滲み出るゲームが好きです。

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