2025年6月中旬に配信された「Windows Update」の影響で一部パソコンのOSが正常に起動しなくなる不具合について、富士通やマウスコンピューターは対策を施したBIOSの配布を順次実施している。
Windows Updateによる今回の不具合は、富士通による6月13日の発表を第一声として、エプソンダイレクトやGIGABYTE、ASUSなどのメーカーから発表されていた。
本不具合に対し、マイクロソフトのサポート担当者は公式フォーラム上でOEMメーカーに問い合わせのうえサポートを受けるよう呼び掛けており、富士通では2015年下期から2017年下期に発売されたデスクトップPCやPCワークステーションを対象に、更新用BIOSを順次配布している。
また、マウスコンピューターでも「システム構成とWindowsUpdateの整合性に起因する問題」として同様の発表が行われており、ゲーミングPCブランド「G-Tune」やクリエイターPCブランド「DAIV」など、対象となる一部製品に更新用BIOSを提供しているようだ。