攻殻機動隊展 Ghost and the Shell 製作委員会(株式会社講談社、森ビル株式会社、KDDI株式会社、株式会社プロダクション・アイジー、株式会社パルコ)は7月4日、展覧会「攻殻機動隊展 Ghost and the Shell」を2026年1⽉30⽇〜4⽉5⽇に⻁ノ⾨ヒルズの情報発信拠点「TOKYO NODE(東京ノー ド)」にて開催すると発表した。
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— 攻殻機動隊【公式】GHOST IN THE SHELL official (@thegitsofficial) July 4, 2025
#攻殻機動隊展 Ghost and the Shell
Official Trailer 解禁
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30年にわたる『攻殻機動隊』の歴史を横断的に体験できる大規模展覧会が、2026年1月30日(金)より、東京・虎ノ門のTOKYO… pic.twitter.com/UUUcSrrJRL
本展は『攻殻機動隊』アニメシリーズの全作品を網羅し、30年にわたる歴史を横断的に体験できるシリーズ史上初の⼤規模展覧会だ。押井守監督、神⼭健治監督、⻩瀬和哉監督、荒牧伸志監督ら歴代監督陣が⼿がけた各作品に加え、2026年放映予定のサイエンス SARUが⼿がける新作アニメに関連する作品も展⽰予定である。開催概要は以下の通り。
名称:攻殻機動隊展 Ghost and the Shell
会期:2026 年 1 月 30 日(金)〜 4 月 5 日(日)
会場:
TOKYO NODE GALLERY A/B/C(⻁ノ門ヒルズ ステーションタワー45F
住所:東京都港区⻁ノ門 2-6-2
チケット情報:2025 年 秋頃発売予定
本展では、シリーズ全体の制作過程で⽣まれた膨⼤な原画、設定資料、絵コンテなど、未公開資料を含む600点以上の貴重な資料が公開される。。数々のアーカイブや本展が初公開となる監督毎のインタビューを通じて各シリーズの源泉を⾒⽐べながら体感できる構成になっており、制作現場のリアリティにも触れることができるとのことだ。
また、TOKYO NODEならではの没⼊型インスタレーション、インタラクティブな体験型展⽰も展開予定。各監督の視点からシリーズのストーリーを読み解く貴重なインタビュー映像の上映のほか、鑑賞者⾃⾝が「攻殻機動隊」 の世界観と膨⼤な情報量の中へアクセスし、未来のヒントを掘り起こしていく「DIG る(ディグル)展⽰」なるものも用意されているという。
そのほか、オリジナルグッズやオリジナルショップの展開も予定されている。横断展だからこそ実現できるオリジナルショップでは、ここでしか味わえない特別なショッピングを楽しめるとのこと。
また、今回の発表に合わせて押井守監督へのスペシャルインタビュー動画も公開された。「ゴーストとシェルとは?」「攻殻機動隊シリーズとは?」「攻殻機動隊展に期待するものは?」という質問に答えている。
『攻殻機動隊』シリーズの大規模展覧会「攻殻機動隊展 Ghost and the Shell」は2026年1⽉30⽇〜4⽉5⽇に⻁ノ⾨ヒルズの情報発信拠点「TOKYO NODE(東京ノー ド)」にて開催予定だ。
以下、プレスリリースの全文を掲載しています
「攻殻機動隊」全アニメシリーズを横断する史上初の⼤規模展『攻殻機動隊展 Ghost and the Shell』2026 年 1 ⽉ 30 ⽇(⾦)〜4 ⽉ 5 ⽇(⽇)⻁ノ⾨ヒルズ「TOKYO NODE」にて開催決定!
–2026 年放映予定の新作アニメーション関連作品も展⽰予定 –
攻殻機動隊展 Ghost and the Shell 製作委員会(株式会社講談社、森ビル株式会社、KDDI 株式会社、株式会社プロダクション・アイジー、株式会社パルコ)は、2026 年 1 ⽉ 30 ⽇(⾦)から 4 ⽉ 5 ⽇(⽇)までの期間、『攻殻機動隊展 Ghost and the Shell』を⻁ノ⾨ヒルズの情報発信拠点「TOKYO NODE(東京ノード)」にて開催いたします。
本展は、1989 年の⼠郎正宗⽒による原作を起点に、1995 年公開の劇場版『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』以降、歴代作品のアニメーション制作を担当してきた Production I.G と、2026 年放送予定の新作アニメを担当するサイエンス SARU が全⾯協⼒のもと、アニメシリーズの全作品を網羅し、30 年にわたる『攻殻機動隊』の歴史を横断的に体験できるシリーズ史上初の⼤規模展覧会です。
押井守監督、神⼭健治監督、⻩瀬和哉監督、荒牧伸志監督ら歴代監督陣が⼿がけた各作品に加え、2026 年放映予定のサイエンス SARU が⼿がける新作アニメに関連する作品も展⽰予定。各作品の持つ独⾃のテーマや世界観を⽐較しながら鑑賞することができます。
さらに、会期中は展覧会限定のオリジナルグッズも多数販売予定。ここでしか⼿に⼊らない特別なアイテムもぜひお楽しみください。また、本展は海外巡回も予定されていますので、世界へと広がる「攻殻機動隊」の今後の新たな展開にも注⽬です。(※続報は順次お知らせいたします)
アニメ、テクノロジー、アートが融合するかつてないスケールの展覧会、その全貌をご期待ください。
【本展の⾒どころ】
●全シリーズの源泉を巡る – 未公開資料を含む 600 点以上のアーカイブを公開 –
「攻殻機動隊」シリーズ全体の制作過程で⽣まれた膨⼤な原画、設定資料、絵コンテなど、未公開資料を含む 600 点以上の貴重な資料を公開いたします。数々のアーカイブや本展が初公開となる監督毎のインタビューを通じて各シリーズの源泉を⾒⽐べながら体感できる構成になっており、制作現場のリアリティにも触れることができます。ファンならずとも魅了される「攻殻機動隊」の創造の現場を体験できる貴重な場を提供いたします。
●情報の深層から、未来を掘り起こす – 全⾝で体感する体験型展⽰ –
TOKYO NODE ならではの没⼊型インスタレーション、インタラクティブな体験型展⽰を展開予定。また、各監督の視点からシリーズのストーリーを読み解く貴重なインタビュー映像も上映され、これまで知らなかった「攻殻機動隊」の新たな視点に出会うことができます。中でも注⽬なのが、鑑賞者⾃⾝が「攻殻機動隊」の世界観と膨⼤な情報量の中へアクセスし、未来のヒントを掘り起こしていく“DIG る(ディグル)”展⽰。シリーズの世界観に深く⼊り込みながら、思考と感覚を使って読み解く唯⼀無⼆の展⽰となります。
●「過去と現在」が交差する場所 – 「⼈間とは何か?」を再定義 –
本展は、単なる観賞にとどまらず、それぞれの展⽰体験を通じて、「攻殻機動隊」が問いかけてきた未来の姿と、現実世界の変化とを重ね合わせ、鑑賞者⼀⼈ひとりが「⾃分の攻殻機動隊」に出会う場となることを⽬指しています。
さらに、「攻殻機動隊」が⼀貫して問い続けてきた「⼈間とは何か?」という普遍的な問いを、AI や BMI (ブレイン・マシン・インターフェイス)など現代の先端技術の視点から再考しています。「GHOST」と「SHELL」の関係を紐解き、鑑賞者が「過去と現在」を⾏き来しながら、⾃らの存在を⾒つめ直す機会をお届けします。
●「攻殻機動隊」もう⼀つの視点 – 世界中の創造者たちとの共創作品 –
会期中には、攻殻機動隊に影響を受け、国内外で活躍する現代アーティストやクリエイターとの共創によるインスタレーション展⽰も展開予定。「攻殻機動隊」が世界中の表現者たちに与えてきた影響⼒とその多様性を体感できる貴重な機会となります。
●オリジナルグッズはもちろん、横断展ならではのオリジナルショップも
本展ならではのオリジナルグッズはもちろん、横断展だからこそ実現できるオリジナルショップを展開。ここでしか味わえない特別なショッピングもお楽しみいただけます。
【押井守監督コメント】
ゴーストとシェル。その関係はゴーストの中にシェルがある、それが「Ghost in the Shell」だと思う。ゴーストは⼈に限らず、⼈形にも植物にも宿る。何か調和のとれた、穏やかなもの。囁いてくるもの、⾵のように。この系列作品の共通点は、未来的なビジョンである。原作漫画の世界観に基づき、各々の監督が作品を描いてきたが、どれも⼠郎正宗のポリシーを⼀歩も離れていない。離れられないのだ。だからこそ全てスピンオフとも⾔え、それがこの作品の良さでもある。
その展覧会が横断的というからには、サブカルとして順不同な⼊⼝があるべきだと思う。アニメはもちろん、原作漫画も実写も含めて視野に⼊れてほしい。それでこそ初めて横断的展覧会になる、と私は思う。
【本展プロモーションムービー】https://youtu.be/fao8K6XAI7w
【攻殻機動隊とは】
1989 年に漫画家・⼠郎正宗が、⻘年誌「ヤングマガジン」の増刊「ヤングマガジン海賊版」第5号から連載を開始したSF作品。電脳戦や格闘などで優れた能⼒を持つ全⾝義体(サイボーグ)の草薙素⼦。階級「少佐」の彼⼥をリーダーとした攻性の部隊「攻殻機動隊」が、⾼度複雑化する凶悪犯罪に⽴ち向かう姿を描いた物語である。リアルで精密な描き込みとともに、サイバーパンク的な要素や哲学的なテーマを探求しながら、⼈間とテクノロジーの融合、個⼈のアイデンティティなどについて深く考察していて多くのクリエイターたちに影響を与えた。その後1995年に押井守が監督を務めた劇場アニメーション『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、2002年に神⼭健治が監督を務めたテレビアニメーション『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、2013年に⻩瀬和哉が総監督を務めた劇場アニメーション『攻殻機動隊 ARISE』、 2017年にハリウッド版実写映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』、2020年に神⼭健治、荒牧伸志のダブル監督で制作された配信アニメーション『攻殻機動隊 SAC_2045』が発表された。『攻殻機動隊』は劇場アニメーション、テレビアニメーション、ゲームなど様々な広がりを⾒せるが、それぞれ漫画とは違った独⾃の物語、解釈や表現で展開されている。
【会場・開催概要】
名称 | 攻殻機動隊展 Ghost and the Shell |
会期 | 2026 年 1 ⽉ 30 ⽇(⾦)〜 4 ⽉ 5 ⽇(⽇) |
会場 | TOKYO NODE GALLERY A/B/C(⻁ノ⾨ヒルズステーションタワー 45F) 住所:東京都港区⻁ノ⾨ 2-6-2 |
チケット情報 | 2025 年秋頃発売予定 |
主催 | 攻殻機動隊展 Ghost and the Shell 製作委員会 株式会社講談社 森ビル株式会社 KDDI 株式会社 株式会社プロダクション・アイジー 株式会社パルコ |
公式 HP | https://www.tokyonode.jp/sp/exhibition-ghostintheshell/ |
公式 SNS | <Instagram>https://www.instagram.com/ghostandtheshell/ <X>https://x.com/Gats_exhibition |
【新作TVアニメーションについて】
『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』
1989 年に「ヤングマガジン増刊海賊版」(講談社)にて⼠郎正宗が原作コミックを発表して以来、押井守監督による『GHOST INTHE SHELL/攻殻機動隊』(1995 年)をはじめ、アニメーション、ハリウッド実写映画など様々な作品群を展開し、世界中に驚きと刺激を与え続けてきた「攻殻機動隊」シリーズ。TV アニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』は、監督にTV アニメ『ダンダダン』副監督などサイエンス SARU による数多くの作品での活躍が⽬覚ましく、本作が初監督となるモコちゃん。シリーズ構成・脚本に『Self-Reference ENGINE』などを⼿がける SF ⼩説家であり、TV アニメ『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』シリーズ構成・脚本なども⼿がけた円城塔。キャラクターデザイン・総作画監督に Netflix シリーズ『スコット・ピルグリムテイクス・オフ』、TV アニメ『スプリガン』などでキャラクターデザインなどを⼿がける半⽥修平が参加。アニメーション制作はゴールデングローブ賞アニメ映画賞にノミネートされた映画『⽝王』や、上海国際映画祭⾦爵賞アニメーション最優秀作品賞を受賞した映画『きみの⾊』、TV アニメ『ダンダダン』など国内外を問わず⾼い評価を得る作品をうみだし続けているサイエンス SARU による TV アニメ最新作となります。放送は 2026 年予定となります。続報は「攻殻機動隊」公式グローバルサイトや公式 SNS などで順次公開予定となります。
作品名称:攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL
作品形式:TV アニメーション
原作:⼠郎正宗「攻殻機動隊」(講談社 KC デラックス刊)
監督:モコちゃん
シリーズ構成・脚本:円城塔
キャラクターデザイン・総作画監督:半⽥修平
アニメーション制作:サイエンス SARU
公開時期:2026 年放送予定
『攻殻機動隊』公式グローバルサイ https://theghostintheshell.jp
©2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE