日本マクドナルドは、8月9日に実施され早期終了した「ハッピーセット」購入者へのポケモンカード配布について、転売を目的とした大量購入の発生や食品の放置・廃棄、店頭および店舗周辺での混雑・混乱が発生した件について、お詫びと再発防止策を発表した。
【ハッピーセット®販売に関する大切なお知らせと当社の対応について】…
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) August 11, 2025
マクドナルド店頭では、8月8日から販売されていた「ハッピーセット」のキャンペーンとして、8月9日・10日・11日の3日間限定でオリジナルイラストのカードパック提供を予定したが、9日から「予想を上回る売れ行きが発生」したため、多くの店舗で販売を早期終了していた。
その後SNS上では、モバイルオーダーで注文された商品からカードパックのみを抜き取り、食品を店内や路上に放置・不法投棄する写真が数多く投稿され物議をかもしていた。
8/8(金)~
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) July 15, 2025
ハッピーセット®にポケモンのおもちゃが登場!
8/9(土)〜8/11(月)はポケモンカードも
もらえるよ!#ポケモン #ポケカ pic.twitter.com/mJqrfJhNdp
上記の事例を受けて、発表では「ハッピーセットの転売目的での購入や、食品の放置・廃棄を容認しません」と明言。日ごろからの利用者や店舗で働くクルー、店舗の近隣住民やテナント入居先のオーナーへの謝意を表明した。
あわせて、今後“特定のハッピーセット”の販売にあたっては、より厳格な個数制限やモバイルオーダー・デリバリーの利用を制限する場合があると言及。状況に応じて購入拒否や公式アプリの退会処理も行うとしている。

加えて、一部の利用者による悪質な買い占め・転売行為を抑制するため、各フリマアプリの運営事業者に対しても実効性のある対策を要請していくとしている。