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『風ノ旅ビト』『ABZÛ』のデザイナーによる新作『Sword of the Sea』PS5版メタスコアが「89点」を記録。美しい雰囲気のビジュアルやサウンドが高く評価される

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Giant Squidより8月19日(Steam版は8月20日)に発売されるゲーム『Sword of the Sea』が、海外レビュー集積サイトMetacriticにてPS5版のメタスコア(平均レビュースコア)が「89点」をマークした。本記事執筆時点では14件の批評家レビューが集まっている。なお、PC版については7件のレビューで「81点」となっている。

『Sword of the Sea』PS5版メタスコアが「89点」を記録。『風ノ旅ビト』『ABZÛ』のデザイナーによる新作_001
(画像は『Sword of the Sea』Metacriticページのスクリーンショット

『Sword of the Sea』は、『ABZÛ』『The Pathless』といった芸術的なゲームで知られるGiant Squidによる新作。なお、同スタジオを率いるMatt Nava氏はかつて『Flowery』『風ノ旅ビト』にてアートディレクターを務めた人物だ。

プレイヤーは「レイス」を操作し、地に埋もれた古代の海を解き明かす旅に出る。レイスは幻想的な世界を「ホバーソード」を乗りこなして冒険していく。

ホバーソードはスノーボード、スケートボード、サーフボードを一体化したような動きが特徴で、様々なトリックを決めることもできる。

巨大な波から小さなさざ波まで表現された砂丘の海や氷河山脈など、美しく表現された世界観も魅力だ。

Metacriticに掲載されているレビューを確認すると、100点を付けたDualShockersは他のゲームの追随を許さないビジュアルとサウンドに加え、スムーズで満足感のあるコントロールを高く評価している。ストーリーの要素が薄いことを挙げつつも最終的には「ビデオゲームというメディアが存在していることに感謝したくなる作品」であると絶賛している。

90点を付けたTheGamerは「事前情報なしでプレイすべき」であるためネタバレは避けるとしつつ「涙を浮かべるシーンがあった」と語っている。プレイ時間は3時間ほどと短いものの「馬鹿げたほど楽しい3時間だった」とのこと。

同じく90点を付けたPush Squareによれば本作は「『風ノ旅ビト』ほどのインパクトはないが、同作の正統進化といえる」としており、「美しくスムーズなゲーム」であるとのこと。「ゲーム的」な部分は少し無理矢理に感じるところもあるが「壮麗な冒険の邪魔をするほどではない」と語っている。

『Sword of the Sea』はPS5版が8月19日発売。価格は4400円。そのほかの対応プラットフォームはPC(Steam、Epic Games Store)となる。Steam版は8月20日発売で、Epic Games Store版は「近日登場」となっている。

ライター
『The Elder Scrolls』や『Dragon Age』などの海外RPGをやり込むことで英語力を身に付ける。個人的ゲーム史上ナンバーワンヒロインは『Mass Effect』のタリゾラ。 面白そうなものには何でも興味を抱くやっかいな性分のため、日々重量を増す欲しいものリストの圧力に苦しんでいる。

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