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「動く家」を用いて精霊たちと遊牧民のように旅をするゲーム『Project Bloomwalker』発表、自然を支配するのではなく自然を浄化していく一風変わったクラフト・アドベンチャーゲーム

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Netmarbleは、「移動式ハウスシステム」を搭載したクラフトゲーム『Project Bloomwalker』を発表した。あわせてアナウンストレーラーとゲームプレイトレーラーを公開している。

発売時期は未定。対象プラットフォームはXbox Series X|S。またPCや他のプラットフォームでも発売を目指している。

本作は、「動く家」を用いて遊牧民のように移動しながら、世界を浄化していくクラフト・アドベンチャーゲーム。

舞台は、汚染の蔓延により資源が枯渇した世界。ここは、かつて人間と神秘の精霊がともに暮らしていた美しい場所だったが、謎の隕石が落下し、その結果、植物は枯れ、大地は灰白色に染まっている。

この地に生命を蘇らせ、傷ついた大地を癒す力を持つのは「ブルームウォーカー」(「花を咲かせながら歩く者」という意味)だけだ。

プレイヤーはブルームウォーカーとして、巨大なロボットの脚に護衛された「動く家」に乗り込み、精霊の仲間であるオドリングや巨大な黒猫・クロルたちとともに、未開の地を探検し、汚染された土地を浄化していく。

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(画像はXbox Wireより)
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(画像はXbox Wireより)
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(画像はXbox Wireより)
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(画像はXbox Wireより)

本作は「移動式ハウスシステム」が特徴で、これは「動く家」に行き先を指示しつつ、家や家財、仲間たちとともに移動と定住を繰り返していくシステムだ。遊牧民のような体験ができるという。

「動く家」の周囲は森が浄化され、ダメージを受けることはない。家を移動させつつ、いい場所を見つけたらアンカー装置で家を固定し、より広い範囲を浄化しよう。

家を固定させた状態だと、周囲を浄化すると探索範囲が広がるので、より広い範囲で素材を集めることができる。しかし浄化を継続するためには、特殊な結晶を作る必要があるので、精霊の仲間たちと協力していこう。

より詳しいゲームの内容は、本作を紹介するゲームプレイ映像が公開されている。

また本作を先行プレイしたマイクロソフト公式の「Xbox WIre」によると、「自然界を支配するためにクラフトではなく、自然を癒すこと」がこれまでと異なる感覚だったいう。

また短気な巨大な黒猫・クロルなど、さまざまな愛らしい精霊たちのキャラクターたちも印象的だったようだ。

「移動式ハウスシステム」を搭載したクラフトゲーム『Project Bloomwalker』の発売日は未定。今後の続報に期待したい。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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