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元カプコン・伊津野英昭氏の率いるテンセント傘下スタジオ「ライトスピード・ジャパン」が新たに大阪オフィスを設立。クロスプラットフォームに対応する“オリジナルAAAアクションゲーム”の制作体制をさらに強化へ

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テンセントゲームズ傘下の日本スタジオであるライトスピード・ジャパンは8月26日、大阪オフィスの新設と森橋ビンゴ氏、池野大悟氏らベテラン開発者の参画を発表した。

2024年11月に設立されたライトスピード・ジャパンは、『デビルメイクライ』シリーズや『ドラゴンズドグマ』などの作品でディレクターを務めてきた伊津野氏がスタジオヘッドを務めるライトスピード・スタジオの日本オフィスである。

執筆時点では約40名のスタッフが在籍し、クロスプラットフォーム対応の「次世代AAAアクションゲーム」の開発を進めている。

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大阪オフィス&東京オフィスのスタッフ

発表によると、今回新たに『デビルメイクライ』シリーズを中心に携わってきたシナリオライターの森橋ビンゴ氏や、カプコン作品のイラスト・キャラクターデザインに数多く携わってきた池野大悟氏が参画したという。

加えて、『ヴァンパイア』や『マーヴル VS. カプコン』などの2Dキャラクターデザインに携わってきた剛田チーズ氏の参画も明らかにされており、さらなる制作体制の強化を図っていくようだ。

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ライトスピード・ジャパン大阪オフィス
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ライトスピード・ジャパン大阪オフィス

以下、プレスリリースの全文を掲載しています


ライトスピード・ジャパン大阪オフィス開設と国内トップ人材の参画でAAAゲーム開発を加速

ライトスピード・ジャパンが大阪オフィス開設とベテラン参画を発表。AAAアクションゲーム開発体制を強化し次世代タイトル制作を本格始動。

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左から)森橋ビンゴ氏、伊津野英昭氏、池野大悟氏

2025年8月26日 – グローバルゲームデベロッパーLightSpeed Studios(ライトスピード・スタジオ)の日本拠点であるライトスピード・ジャパンは、大阪オフィスの新設と、日本のゲーム業界を代表するベテラン開発者の参画という、新たなマイルストーンを発表しました。完全オリジナルAAAアクションゲームの制作体制をさらに強化し、次世代タイトルの本格開発フェーズへ移行します。

東京・大阪の2拠点体制で、日本のトップクリエイターを採用

ライトスピード・ジャパンは、『デビルメイクライ』シリーズをはじめとする数々の名作を生み出した伊津野英昭(いつの ひであき)をヘッドに迎え、2024年に東京で設立しました。

今回新たに開設された大阪オフィスは、日本有数のゲーム開発都市である東京・大阪両都市の人材ネットワークを活かし、国内最高水準のチーム体制を構築するための重要なステップとなります。

伊津野「東京と大阪の両都市に拠点を構えることで、日本屈指のゲーム開発人材を活かせる体制が整いました。今回新たに参画するシニアメンバーは、ナラティブ開発、アートディレクション、キャラクターデザインといった分野でリーダーシップを発揮し、革新的なAAAアクションタイトルを生み出すための原動力となります。現在日本でゼロからオリジナルのAAA のIPを構築することは極めて珍しく、まさに今、私たちはその取り組みに挑戦しています。」

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ライトスピード・ジャパン大阪オフィス
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ライトスピード・ジャパン大阪オフィス

AAAアクションゲーム開発にむけて新たな挑戦

現在、ライトスピード・ジャパンは約40名のチームで活動しています。国内での積極採用に加え、
LightSpeed Studios(ライトスピード・スタジオ)本社R&D部門が開発する最先端技術の統合を進めることで、クロスプラットフォーム対応の次世代AAAアクションタイトルの開発を進めています。

伊津野が手がけた『デビルメイクライ』、『ストリートファイターZERO』、『カプコンVS.SNK』、『ドラゴンズドグマ』といった名作タイトルのレガシーを基盤に、世界中のプレイヤーを魅了する全く新しいIPの創出を目指しています。

新たに参画したベテラン開発者たち

今回の大阪オフィス開設と開発体制強化にあたり、ライトスピード・ジャパンには、日本のゲーム業界を代表する実力派クリエイターたちが新たに参画しました。いずれも『デビルメイクライ』や『ストリートファイター』シリーズなど、世界的に評価されるタイトルを手がけてきた豊富な実績を持つ開発者です。

森橋ビンゴ(ナラティブリード)
シナリオライター。『デビルメイクライ』シリーズを中心にシナリオを手掛け、フリーランスとなった後、20年以上にわたり様々なゲームのストーリー設計を担当。

池野大悟(アートディレクター)
『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』『デビルメイクライ2、3、5』『ストリートファイターIV』などのイラスト・キャラクターデザインを手がけた実力派。30年以上のキャリアを誇る。

剛田チーズ(アートデザイナー)
イラストレーター。『ヴァンパイア』『Marvel vs. Capcom』などの2Dキャラクターデザインを手がけており、アニメ『バトルスピリッツ 少年激覇ダン』の制作にも参加。輝かしいキャリアを持ち、格闘ゲーム業界で数々の象徴的な2Dキャラクターを生み出してきた実績を持つ。

革新とクリエイティビティを生み出すスタジオカルチャー

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大阪オフィス&東京オフィスのスタッフ

ライトスピード・ジャパンは、革新性・創造性・プレイヤーファーストを核とした開発文化を築いています。業界を代表するベテラン開発者とビジョナリーが集結し、初のAAAタイトルで、胸躍るストーリー体験、革新的なゲームプレイ、高精細なビジュアルを世界に届けることを目指しています。そんな私たちの挑戦は、スタジオのあり方そのものから始まっています。

●競争力のある報酬制度
●成長を後押しする明確なキャリアパス
●継続的なトレーニングやスキルアップの機会

こうした制度を整え、ダイナミックかつ支援的な環境で、メンバー一人ひとりが安心して挑戦できる職場環境を提供しています。また、オープンなコミュニケーションと協働の文化を重視し、誰にとっても創造的なリスクを恐れずに、新たな技術や表現を探求できる場所になることを目指しています。

東京と大阪の2拠点から、日本のゲーム開発の新たな可能性を切り拓き、世界へ挑戦する仲間を私たちは求めています。

▼ 詳細・採用情報はこちら
https://www.lightspeed-studios.com/jp/#/recruit

ライトスピード・ジャパンについて

ライトスピード・ジャパンは、世界中の顧客向けにオリジナルAAAアクションゲームタイトルの制作に特化しているゲーム開発スタジオです。著名なゲームディレクターとして知られる伊津野英昭(いつの ひであき)が率いる当スタジオは、東京と大阪の2つの拠点で活動しています。柔軟で包括的な職場環境を提供し、ゲーム制作の限界を突破しゆく、才能と情熱にあふれたゲームクリエイターの参加を歓迎しています。ライトスピード・ジャパンは、世界中にチームを持つグローバルなゲーム開発グループである LIGHTSPEED STUDIOS(ライトスピード・スタジオ)傘下です。

▼ライトスピード・ジャパンの詳細については、こちらをご覧ください
www.lightspeed-studios.com/jp


ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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