Discordは10月9日、先週同社のサポートページを利用したユーザーの個人情報が「不正な第三者」に流出した件について、身分証明書の写真が流出した可能性のあるユーザー約7万人を特定したことを海外メディア・The Vergeの取材で明かした。
The VergeではDiscordが「1.5TBの年齢確認関連写真(128万5151枚)を保有している」と主張するグループから脅迫を受けていることにも触れられているが、Discord広報担当のヌ・ウェクスラー氏によれば、この数値は誤りであるとのこと。
ウェクスラー氏は「共有されている数値は誤りであり、これはDiscordからの金銭の支払いを強要する試みの一部です。また、身分証明書の写真がすでにインターネット上に公開された可能性があるユーザーは約7万人と特定しています」と、The Vergeの取材にてコメントしている。
なお、これらの流出が確認された該当ユーザーについてはすでに全員に連絡済みであり、法執行機関、データ保護当局、外部セキュリティ専門家と緊密に連携し対応を進めているという。また、不正アクセスされた外部委託先のカスタマーサポートに関しては、契約を終了したとのことだ。
Discordは先週、同社のサポートページを利用したユーザーの個人情報が「不正な第三者」に流出したことを発表した。漏洩した情報には氏名、Discordユーザー名、メールアドレス、電話番号、クレジットカードの下4ケタなども含まれている可能性がある。
詳細は上記の記事を参照して欲しい。