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名作ミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック』4Kリマスターが劇場公開決定。「ドレミの歌」「エーデルワイス」などの名曲が鮮やかな映像で甦る。日本では11月21日より上映

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名作ミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック』が、ウォルト・ディズニーによる修復を経て4Kデジタルリマスター版として劇場公開される。北米では限定公開ながらヒットを記録し、日本でも11月21日より上映が決定した。

4Kリマスター版は、9月12日より世界28か国以上、950館を超える劇場で公開された。北米では限定公開ながら公開3日間で興行収入1億6000万円を突破し、週末興行ランキングで10位にランクイン。60年前の作品としては異例のヒットとなった。この反響を受け、日本でもTOHOシネマズ 日比谷ほかで劇場公開が決定している。

本作は、ウォルト・ディズニー・フィルム修復チームが保存用フィルムを4K解像度でスキャンし、汚れや歪みなどを修正する工程を含む修復・リマスター作業を約9か月にわたり実施した。

修復を監督したウォルト・ディズニー・カンパニー修復・ライブラリ管理部門ディレクターのケビン・シェーファー氏は、「この名作を修復し、世界中の観客に本来意図された映像と音響の栄光をそのままお届けできることを、チーム一同光栄に存じます」とコメントしている。

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『サウンド・オブ・ミュージック』は、1965年3月2日に20世紀フォックス(現20世紀スタジオ)が公開した作品。ロバート・ワイズ監督のもと、ジュリー・アンドリュースとクリストファー・プラマーが主演を務めた。

ニューヨークのリヴォリ劇場では93週間のロングランを記録し、その後4年半にわたって全米で上映された。1966年から1972年にかけては、米・バラエティ誌により「史上最高の興行収入を記録した映画」として紹介されている。

第38回アカデミー賞では作品賞を含む5部門を受賞。「エーデルワイス」「私のお気に入り」「すべての山に登れ」「ドレミの歌」「もうすぐ17歳」「ひとりぼっちの羊飼い」などの楽曲を生んだ本作は、現在もミュージカル映画の金字塔として評価されている。

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『サウンド・オブ・ミュージック』4Kデジタルリマスター版は、11月21日より公開予定だ。

以下、プレスリリースの全文を掲載しています


㊗️60周年『サウンド・オブ・ミュージック』特別劇場公開が決定11/21金〜TOHOシネマズ日比谷ほか

ミュージカル映画の最高峰が、製作60周年を記念して初の4Kデジタルリマスターでスクリーンに甦る!見応えある色鮮やかな映像で、北米限定公開では異例のヒットを記録

カルチャヴィル合同会社
2025年10月10日 12時00分

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Screenshot

© 2025 20th Century Studios.

誰もが愛する数々の名場面が今まで見たことのない美しい映像で甦ります。ロジャース&ハマースタイン™の不朽の名作ミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック』が、60周年を記念して丹念に4Kデジタルリマスターされ、かつてない鮮明な映像と音響で輝きを増しました。
ウォルト・ディズニー・フィルム修復チームが4K解像度で修復・リマスターの作業を実施し、9ヶ月以上にわたり、保存フィルムのデジタルスキャンと、汚れ・歪み・その他の問題点の修正作業を修復チームが監督しました。ウォルト・ディズニー・カンパニー修復・ライブラリ管理部門ディレクター、ケビン・シェーファーは次のように述べています。「この名作を修復し、世界中の観客に本来意図された映像と音響の栄光をそのままお届けできることを、チーム一同光栄に存じます」。
本作は、日本に先駆け世界28カ国以上、950館以上の劇場で9/12から公開され、北米では限定公開にもかかわらず、わずか3日で興行収入1億6000万円を超える異例のヒットを記録、週末興行ランキングでは新作映画が並ぶ中、60年前の名作が見事に10位にランクインしました。まさに、派手なアクションは皆無でもシンプルでありながら力強い物語というこの名作が持つ“魅力”は、世代を超えて愛されることを証明したのです。この北米のヒットを受け、日本でも急遽劇場公開が決定しました!11/2(金)〜TOHOシネマズ日比谷ほかで公開となります。『サウンド・オブ・ミュージック』は長きにわたり史上最高の映画の一つと評されてきました。第38回アカデミー賞では作品賞を含む5部門でオスカーを獲得した本作を、最高画質・最高音質でより臨場感がある初の4Kリマスター公開でお楽しみください。

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“THE SOUND OF MUSIC”©1965 20th Century Studios, Inc. All rights reserved

世界公開関係者からのコメント
『サウンド・オブ・ミュージック』を60周年記念に劇場で再上映することは、単なる祝賀以上の意味を持ちます。この再上映は、世界中の人々へ、新たに4Kリマスターされた最高の映像で映画史上の宝物を貴重なスクリーンで体験する機会に招待することを意味するのです。この見事なリマスター版は、映画の不朽の遺産と生涯にわたる映画ファンへの敬意を表すると同時に、新たな世代がスクリーンでその音楽、メッセージ、そして魔法に魅了されるきっかけとなるでしょう。
世界配給担当Trafalgar
エグゼクティブ・バイスプレジデント キンバリー・フルー
『サウンド・オブ・ミュージック』を大スクリーンで観る体験に、勝るものはありません。
Concord Originals
エグゼクティブ・バイス・プレジデント ソフィア・ディリー
『サウンド・オブ・ミュージック』の再公開は、この象徴的な傑作の永続的な力を証明するものです。60周年を迎えるにあたり、最新リマスターにより、私たちの愛する名作が次世代にも受け継がれていくでしょう。
ロジャース&ハマースタイン
ブランド統括 イモージェン・ロイド・ウェバー

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“THE SOUND OF MUSIC”©1965 20th Century Studios, Inc. All rights reserved

作品概要
原題: THE SOUND OF MUSIC
本編上映時間: 174分(予定)
上映素材: 4K DCP(素材は4K映像ですが、スクリーンによって2Kになることがございます)
アスペクト:FLAT
音:5.1ch
監督:ロバート・ワイズ
製作:ロバート・ワイズ、ソウル・チャップリン
原作:ハワード・リンゼイ、ラッセル・クローズ
脚本:アーネスト・レーマン
撮影:テッド・マッコード
編集:ウィリアム・レイノルズ
音楽:リチャード・ロジャース、オスカー・ハマースタイン二世、アーウィン・コスタル
出演:ジュリー・アンドリュース、クリストファー・プラマー、エリノア・パーカー、ペギー・ウッド、ニコラス・ハモンドほか
鑑賞料金:通常の映画鑑賞料金と同一料金
配給会社:カルチャヴィル合同会社
映画情報HP:https://www.culture-ville.jp/soundofmusic
公開表記:11/21(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか公開
映画コピーライト:© 2025 20th Century Studios.
場面写真コピーライト:”THE SOUND OF MUSIC”©1965 20th Century Studios, Inc. All rights reserved

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“THE SOUND OF MUSIC”©1965 20th Century Studios, Inc. All rights reserved

1965年のオリジナル映画について 1965年3月2日、20世紀フォックスは、ロバート・ワイズ監督、ジュリー・アンドリュースとクリストファー・プラマー主演の映画『サウンド・オブ・ミュージック』をニューヨーク市のリヴォリ劇場で初公開し、同劇場では93週間という記録的なロングランを遂げました。その後、米国での公開開始から4年半にわたり上映され、1966年から1972年にかけて、『サウンド・オブ・ミュージック』は、バラエティ誌により「史上最高の興行収入を記録した映画」として紹介されました。この映画1本だけで、ロジャース&ハマースタインの「エーデルワイス」、「私のお気に入り」、「すべての山に登れ」、「ドレミの歌」、「もうすぐ17歳」、「ひとりぼっちの羊飼い」など、誰もの記憶に残る数々の名曲を世に送り出し、これまで製作されたミュージカル映画の中で最も人気のある作品のひとつであり続けています。1966年にはアカデミー賞で作品賞を含む5部門を受賞した。

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“THE SOUND OF MUSIC”©1965 20th Century Studios, Inc. All rights reserved

ロジャース&ハマースタインについて リチャード・ロジャース(作曲家、1902-1979)とオスカー・ハマースタイン二世(台本作家/作詞家、1895-1960)は1943年に手を組み、アメリカミュージカル界で最も成功したコンビになりました。共同作業以前、ロジャースは作詞家ローレンツ・ハートと組んで、ミュージカル・コメディ(『夜の豹』、『青春一座』など)を生み出しました。一方、ハマースタインは複数の作曲家と協働し、ジグマンド・ロンバーグやヴィンセント・ユーマンスとはオペレッタに新たな息吹を吹き込み、ジェローム・カーンとは画期的な古典『ショウ・ボート』を創り上げた。ロジャース&ハマースタイン初のミュージカル『オクラホマ!』は、<ミュージカル・プレイ>として知られる統合された形式を導入し、ライブ演劇に革命をもたらしました。このコンビはその後も『カルーセル』『南太平洋』『王様と私』『サウンド・オブ・ミュージック』といった舞台ミュージカル、映画『ステート・フェア』、記録的な視聴率を叩き出したテレビ特別番組『シンデレラ』など、数々のヒット作を生み出した。ロジャース&ハマースタインのミュージカル作品はトニー賞、アカデミー賞、グラミー賞、エミー賞、ピューリッツァー賞、オリヴィエ賞を受賞し、その作品は今も世界中の劇場、コンサートホール、映画館で愛され続けている。

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“THE SOUND OF MUSIC”©1965 20th Century Studios, Inc. All rights reserved

世界配給関係会社について
トラファルガー・リリーシングについて Trafalgar Releasingは、世界132カ国・15,000以上の映画館と連携し、ファンを特別なシネマ体験へとつなぐイベントシネマ配給のグローバルリーダーです。親会社であるTrafalgar Entertainmentの傘下で、ライブ・プレ録音のコンテンツの制作、買付、マーケティング、配給を行っており、UK、米国、ドイツにグローバルチームを構えています。これまでに、テイラー・スウィフト、ビヨンセ、BTS、メタリカ、ピンク・フロイド、コールドプレイ、ビリー・アイリッシュなどの映像作品を手がけています。詳細は www.trafalgar-releasing.com をご覧ください。
Concord Originalsについて Concord Originalsは、Concordの映画・テレビ部門です。当チームはConcord所属アーティスト、音楽、舞台作品を核とした物語を開発・制作します。長編映画、シリーズ作品、ドキュメンタリーを制作し、ディズニー、HBO、パラマウント、ネットフリックス、スカイダンス、ニュヨリカン・プロダクションズ、サミュエル・ゴールドウィン・フィルムズ、3AD、スカイ・アーツなど多数のパートナーと協業しています。Concord Originalsの現在および今後のプロジェクトには、エミー賞ノミネート作品でピーボディ賞受賞の「スタックス・レコード/メンフィスの伝説的レーベル」があります。アリソン・エルウッド監督によるドキュメンタリー長編『シンディ・ローパー:レット・ザ・カナリア・シング』も手掛け、また、豪華スターが勢ぞろいした『My Favorite Things: The Rodgers &Hammerstein 80th Anniversary Concert』は、PBSおよびスカイ・アーツで放送されました。脚本プロジェクトとしては、ジェシー・コリンズ・エンターテインメントとの、伝説的なブルースミュージシャン、ロバート・ジョンソンに関する伝記映画、テンプル・ヒルとの、パラマウント・ピクチャーズのための『王様と私』のリメイク、そして、スカイダンスTVとジェニファー・ロペスのニュヨリカン・プロダクションズとの、ディズニー+のためのロジャース&ハマースタインの『シンデレラ』の限定シリーズ化などが予定されています。

ライター
ゲームの好きなところは、誰でも主人公になれる公平さ。 子供の頃よりも現実に直面する場面が多いから、束の間にゲームをする。 お気に入りのゲームは『UNDERTALE』

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