Discordは、サブスクリプションサービス「Nitro」のユーザー向けに、表示名スタイルをカスタマイズする新機能「Display Name Styles」を展開すると発表した。
この新機能により、Discord Nitroユーザーは、ユニークなフォント、色、アニメーション効果を使用して、自分の表示名を新鮮なものに変更し、個性を表現することが可能となる。
現在この機能は段階的に展開されており、12月上旬までにはすべてのNitroメンバーが利用可能になる予定だ。

「Display Name Styles」においてカスタマイズ可能となるのは、「フォント」「エフェクト」「カラー」の3点。
フォントは「gg sans(Discordのデフォルトフォント)」に加え、「Tempo」「Sakura」「Jellybean」「Modern」「Medieval」「8Bit」「Vampyre」の計8種類から選択可能となる。
ただし、フォントの変更は、ラテンアルファベットを使用し、Discordアプリでラテン語ベースの言語を設定しているNitroサブスクライバーのみに機能するとされている。

エフェクトには、「Solid」「Gradient」「Neon」「Toon」「Pop」の5つのオプションが用意されている。特に「Gradient」(グラデーション)を選択すると、2色を選ぶことができ、より複雑な表現が可能に。
カラーはプリセットオプションから選ぶか、カスタムカラーピッカーを使用して独自のカラーを作成できる。
その他、ランダムな組み合わせを生成してインスピレーションを得ることができる「Surprise Me」ボタンが用意されているほか、ライトモードとダークモードの両方で表示名のスタイルがどのように見えるかをプレビューする機能なども搭載されている。

なおサーバー内においては、フォントは表示されるものの、色やエフェクトの設定は表示されない。サーバー内では、代わりにそのサーバーのロールカラーやロールスタイルが表示される。
もし他のユーザーの表示名スタイルを見たくない場合は、設定から「Display Name Styles」の機能を無効にすることも可能だ。
