スクウェア・エニックスより10月30日から発売している新作ゲーム『ドラゴンクエストI&II』HD-2D版について、海外レビュー集積サイトMetacriticにて、平均レビュースコア「84点」をマークした。なおOpenCriticでは「86点」のスコアを記録している。
Metacriticの内訳をみてみると、記事執筆時点ではNintendo Switch版が4件、PC版が8件、PS5版が36件、Nintendo Switch 2版が26件の74件ものレビューが集まっており、それぞれSwitch版が85点、PC版が88点、PS5版が84点、Switch 2版が86点という高得点を獲得した。

メタスコアのレビューをみてみると、90点を付けたIGNは、「本作はスクウェア・エニックスによるリメイク三部作を見事に締めくくる作品だ。象徴的な「HD-2D」スタイルを採用することで、オリジナルの持つレトロな魅力を再現しつつ、現代的なグラフィックへと刷新している。」とHD-2Dグラフィックに対してのコメントを交えつつ評価した。
同じく90点を付けたGame Informerは、「もし2024年のHD-2D版『ドラゴンクエストIII』を楽しんだのであれば、本作を手にとっても間違いない。『ドラゴンクエスト』のクラシックなモンスターデザインは相変わらずの魅力だ。キャラクターデザイナーである鳥山明氏が残した功績が、これほど素晴らしい形で受け継がれていることを知れるのは喜ばしいことだ。」と鳥山明氏の名前も挙げつつ称賛している。
そして100点満点を付けたForbesは、「本作は『ドラゴンクエストIII』のリメイクに勝るとも劣らない、素晴らしい出来栄えだ。ロト三部作の残る二作品が、これほど純粋に素晴らしいリメイクとして世に送り出されたことは、本当に喜ばしいこと。」と太鼓判を押すなど、80点以上の高得点を付けるメディアが多く存在していた。
『ドラゴンクエストI&II』は、『ドラゴンクエスト III そして伝説へ…』の後の世界を描く『ドラゴンクエスト I』と『ドラゴンクエスト II』を1本のソフトにまとめ、HD-2Dグラフィックでリメイクする作品だ。
『I』では竜王に覆われたアレフガルドの地を救うため、勇者ロトの血を引く主人公が竜王討伐の旅に出る姿が描かれる。『II』では、ロトの子孫によって新たに三つの国が築かれた世界を舞台に、魔物の軍勢に立ち向かう若き王子・王女たちの旅が展開される。


『ドラゴンクエストI&II』HD-2D版は10月30日よりNintendo Switch、Switch 2、PS5、Xbox Series X|Sにて発売中だ。Steam版は10月31日の発売を予定している。
