LINEヤフー株式会社は11月6日、同社が運営するアプリ「Yahoo!フリマ」について、新作ゲームソフトの定価以上での販売を一定期間禁止すると発表した。本ガイドラインは11月13日より適用される。
本ガイドラインでは、2025年11月13日以降に発売される新作ゲームソフトをメーカー希望小売価格(定価)を超える価格で出品することが不可能となる。禁止期間は各タイトルの発売日から1カ月間。
もしガイドラインに抵触すると同社が判断した場合は、出品削除等の措置を実施するほか、アカウントの利用停止などを含む厳しい対応を行うこともあるようだ。
\エンタメ商品の安心安全な取引のために/
— Yahoo! JAPAN(ヤフー) (@Yahoo_JAPAN_PR) November 6, 2025
Yahoo!フリマは、ユーザーのみなさまにエンタメ商品を安全安心に取引いただくため、高額転売防止の新たな方針として、11月13日より「新作ゲームソフトの定価以上での販売を一定期間禁止する取り組み」を導入します🎮
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LINEヤフー株式会社は本ガイドライン制定に際して、近年、発売直後の人気商品を中心に定価を大きく上回る価格での転売が問題となっている背景を報告。ユーザーが安心して適正価格で取引できる環境の整備が求められている現状を伝えている。
Yahoo!フリマおよびYahoo!オークションでは、これまでも無在庫出品や画像の盗用といった不正な転売行為への対応を実施してきた。最近では6月に任天堂より発売されたゲームハード「Nintendo Switch 2」の出品を二次流通市場で初めて禁止するなど、踏み込んだ対策をしている。
今回の新ガイドラインでは、ユーザーに引き続き安心して取引ができる環境を整えるため、ゲームカテゴリにおいて新作ゲームソフトの定価以上での販売を一定期間禁止する取り組みを11月13日より導入する。
本ガイドラインにより、2025年11月13日以降に発売される新作ゲームソフトは、各タイトルの発売日から1カ月間、定価を超える価格で出品することが不可能となる。もしガイドラインに抵触すると判断された場合は、出品削除等の措置を実施するほか、アカウントの利用停止などを含む厳しい対応を行うこともあるようだ。全文は公式サイトより確認可能だ。
