小学館は、『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』などの作者である「水木しげる」の波乱万丈な生涯を描いた学習マンガ『小学館版 新学習まんが人物館 水木しげる』の販売を開始した。
本書では、水木しげるの「天才少年画家」ともてはやされた少年時代から、左腕を失った戦争体験、大成功を収めたあとの悩みなど、さまざまなエピソードが収録されている。



水木しげるの半生は自身のコミックエッセイとして残されていたが、水木しげる以外のマンガ家がその生涯を描くのは今回が初となる。没後10年の節目を迎えるなか、ついに解禁となった形だ。
本書の制作陣は、水木しげるを愛するメンバーによって構成されている。シナリオは、水木しげるとの共著の実績があり、鳥取県境港市の水木しげる記念館の公式ガイドブックの執筆も担当した妖怪ライターの村上健司氏が担当。作画は、子どものころから水木しげるの大ファンで、絵の勉強のために水木作品を模写し続けていた新井淳也氏が手がけている。
