ホットトイズジャパンは、台湾のメーカーであるビースト・キングダムが展開するスタチューシリーズ「マスタークラフト」の新作として、1978年に放送された日本版テレビシリーズ『スパイダーマン』に登場する巨大ロボット「レオパルドン」の販売を発表した。
発売時期は2026年4月を予定しており、定価は5万8000円(税込)。全世界で500体のみの限定生産となり、正規国内販売代理店の同社を通じて、日本国内限定で販売される。

製品の題材となった1978年放送の東映版『スパイダーマン』は、マーベル・コミックスのキャラクターをベースにしつつ、東映が独自の設定を加えて制作した特撮テレビドラマである。
等身大のヒーローが巨大ロボットに乗り込んで戦うというフォーマットは、その後の「スーパー戦隊シリーズ」における巨大ロボット戦の導入に大きな影響を与えたとも言われている。
劇中に登場するレオパルドンは、宇宙戦艦マーベラーから変形する巨大ロボットであり、その圧倒的な強さとデザインから、放送終了後も長きにわたり国内外のファンから支持されている存在だ。
© 2025 MARVEL/Series by TOEI
今回立体化されたレオパルドンは、全高約42cmの大型スタチューだ。劇中の重厚なデザインを再現するため、特徴的な頭部の形状や、ブラックとゴールドを基調としたメタリックなボディの質感が表現されている。
また、必殺武器であるソードビッカーやスパイダープロテクターといった装備品も付属し、細部に至るまで精密な造形が施されている点が特徴だ。塗装はすべてハンドペイントで仕上げられており、製品ごとの質感を追求している。
本製品には岩場を模したジオラマ台座が付属し、全世界500体限定であることを示す個別のシリアルナンバー入りプレートもあしらわれている。
「マスタークラフト『スパイダーマン(日本版テレビシリーズ)』レオパルドン」は、2026年4月発売予定。ホットトイズのフラッグシップ・ストア「トイサピエンス」では、10%オフの5万2000円で予約を受付している。



