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小島秀夫監督が映画『ズートピア2』にカメオ出演決定。『メタルギアソリッド』『デススト』の生みの親がディズニー映画声優に。監督本人から直々にオファーを受け「二つ返事で引き受けた次第です」

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ディズニーは12月2日、映画『ズートピア2』の日本語吹き替え版について、小島秀夫監督がカメオ出演することを発表した。公式インスタグラム公式サイト等で告知されている。

小島秀夫監督は、ステルスアクションゲーム『メタルギアソリッド』シリーズや、『DEATH STRANDING』シリーズを手がけたことで知られる世界的ゲームクリエイター。ゲーム界きっての映画通としても知られる人物だ。

映画の監督のひとりであるディズニー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるジャレド・ブッシュ本人から直々にオファーを受け、「二つ返事で引き受けた次第です」とのこと。

『ズートピア2』は、2016年に公開された『ズートピア』の続編となる作品だ。日本では12月5日に公開される。

現地時間の11月26日には全米で公開され、初週末5日間の興行収入が約5億5600万ドル、日本円で約866億2480万円を突破し、ディズニー・アニメーション映画史上最高の世界オープニング記録を打ち立てていた。

そして日本語吹き替えには前作から引き続き、上戸彩さん、森川智之さん、三宅健太さんなどが務め、新キャラクター役として下野紘さん、江口のりこさん、山田涼介さんなど豪華キャストが務めているという。

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(画像はディズニー公式サイト「監督ジャレド・ブッシュからのラブコールで実現 ゲームクリエイター小島秀夫さん カメオ出演決定」より)

本作において小島秀夫監督は、ズートピア警察署で働くモグラ「ポール・モールデブラント」役として参加する。

ディズニー公式サイトの告知ページでは小島監督のコメントも公開されており、アニメーション映画への初出演、ゲームクリエイターではなく声優として収録に臨んだこと、『ズートピア2』についてが語られていた。

以下、公式サイトより引用。

アニメーション映画への出演が、初めてとなる小島さんは、「実写映画やゲームでのカメオ出演の経験は多々ありますが、アニメーションの劇場映画の吹替えは初体験となります。それもまさかのディズニーさんから!それも大好きな『ズートピア』の続編!さらに監督のジャレド・ブッシュからの直々のオファーとあって、非常に光栄に思いつつ、二つ返事で引き受けた次第です。」と、オファーを受けた際の喜びを語ります。

今回、ゲームのクリエイターとしてではなく、ディズニー声優としての収録に臨むこととなった小島さんは、「僕が参加するのは少しのシーンですが、収録の時点でも創り込みは流石でした。絵があるおかげで、収録はスムーズに進みました。いつもは演出する側なので、実際に演じることを経験してみて、色々と勉強になりました。台本のめくりやノイズなど、基本的なことなど、声優さんたちが如何に注意を払っているのかを再認識しました」と、クリエイターならではの視点で初挑戦を振り返りました。

そして、いよいよ公開となる『ズートピア2』について小島さんは、「前作の『ズートピア』は幼かった子供と日本版を観に行きました。社会的テーマも見え隠れする、大人から子供まで、笑って、楽しめる、劇場から希望を持って帰れる、ある種のディズニー・アニメーションの到達点でした。『正直、あれを超える続編は作れるのか?』と、思っていましたが、収録時の感じでは、間違いなく前作を超える“新たなズートピア”になる!と確信しました。子供も大きくなり、日本版で観ることが減りましたが、今回は日本版で劇場に臨みたいと思います。」と、本作への大きな期待と共に、メッセージを贈りました。

小島秀夫監督がカメオ出演する映画『ズートピア2』は、日本では12月5日に公開される予定だ。

ライター
人生をゲームとインターネットでぐちゃぐちゃに狂わされた炭水化物。 特に『Terraria』と『Minecraft』、『SIREN』。絶対許さないからな。 電ファミではニュースライターとして活動してます。
Twitter:@0_5_m_e

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