いま読まれている記事

延期となっていた3人チーム制のSF脱出シューター『Marathon』の発売時期が2026年3月に決定。『Halo』や『デスティニー』の制作陣が手がける新作。ゲーム内容を深堀りする最新映像も公開

article-thumbnail-251216e

Bungieは日本時間の12月16日、開発中の対戦型脱出シューター『Marathon(マラソン)』の発売時期を、2026年3月に決定したと発表した。本作は今年9月24日の発売を予定していたものの、その後リリースの無期限延期が伝えられていたタイトルだ。

あわせて公開された最新トレーラーでは、ゲームプレイの様子や開発者による解説に加え、運営方針や新機能についての具体的な情報が明らかにされている。

3人チーム制のSF脱出シューター『Marathon』の発売時期が2026年3月に決定_001
(画像はSteam『Marathon』より)

『Marathon』は、『HALO』や『DESTINY』を手掛けた制作陣による、PvPvEの脱出シューターである。舞台となるのは惑星タウ・セティIVにある、廃墟と化したコロニーだ。

プレイヤーは「ランナー」と呼ばれる傭兵として、放棄された研究施設や険しい大地、UESCの保安部隊が守る前哨基地などへ潜入する。

過酷な環境下でAIの敵や他のプレイヤーと競い合いながら、貴重なアーティファクトや装備を回収して無事に脱出し、持ち帰った戦利品で自身のビルドを強化していくことがゲームの目的となる。

公開された映像では、本作が掲げるダークで硬派なSF世界観と、脱出シューターとしてのゲームプレイの深掘りが行われた。4月に実施されたアルファテスト以降、コミュニティからのフィードバックを受けて機能の改善が進められており、開発チームはプレイヤーの声と本作のビジョンの融合によってゲームがどのように進化したかを示している。

具体的な新機能として、近接チャットやソロプレイのマッチメイキング機能の実装、さらに進行中のラウンドに参加して物資回収を行える新たなランナーシェル「ROOK」の追加などが判明している。視覚的な表現や没入感の向上にも力が入れられており、死亡したランナーは死体となってその場に残り、時間の経過とともに腐敗していくといった環境演出も導入される。

3人チーム制のSF脱出シューター『Marathon』の発売時期が2026年3月に決定_002
(画像はbungie公式サイト「Vision of Marathon: New Gameplay, Dev Insights, & More」より)

マップに関しては、地表エリアとなる「Perimeter」「Dire Marsh」「Outpost」の3つのゾーンに加え、シーズン1におけるエンドゲームコンテンツとして、UESCマラソン号の内部にある「Cryo Archive」を探索するミッションが登場することが紹介された。

3人チーム制のSF脱出シューター『Marathon』の発売時期が2026年3月に決定_003
(画像はbungie公式サイト「Vision of Marathon: New Gameplay, Dev Insights, & More」より)

運営および進行システムについては、プレイヤーが長期的に安心して遊べる環境づくりが意識されている。リワードパスには有効期限が設けられておらず、過去のパスを購入してアンロックすることも可能である。

また、課金額によって生存率が左右されることがないよう、競技性の公平さを維持する方針が強調された。武器のカスタマイズやファクションごとの依頼、成果を記録するコーデックスなど、プレイの動機付けとなる要素も実装される予定だ。

3人チーム制のSF脱出シューター『Marathon』の発売時期が2026年3月に決定_004
(画像はbungie公式サイト「Vision of Marathon: New Gameplay, Dev Insights, & More」より)

本作の価格については39.99ドルを予定しており、日本を含むその他の地域での正確な価格は発売が近づいた段階で発表される。

本作は買い切り型のモデルを採用しており、ゲーム本体を購入すれば、発売後に展開されるロードマップ上の新マップや新たな「ランナー」、イベントなどの追加コンテンツには追加費用なしでアクセスできる仕組みとなっている。

ライター
物心ついたころからFFとドラクエと共に育ち、The Elder Scrolls IV: オブリビオンで洋ゲーの沼にハマる。 ゲームのやりすぎでセミより長い地下生活を送っていたが、最近社会にリスポーンした。 ローグライクTCG「Slay the Spire」の有志翻訳者。
Twitter:@Gre_zzz

この記事に関するタグ

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ