auペイメント株式会社は12月22日、「WebMoneyプリペイドカード」および「WebMoneyプリペイドカードLite」のサービスを2026年3月31日に終了すると発表した。あわせて、「WebMoney」に関する事業はビットキャッシュ株式会社へ承継されることを明らかにしている。
「WebMoney」は1998年にオンラインでの利用に特化したサーバー型電子マネーの先駆けとして発売され、以降30年近くにわたり、手軽に買える使い切りタイプの電子マネーとして、多くのオンラインゲームファンやデジタルコンテンツユーザーを中心に利用されてきた。
ビットキャッシュは、「WebMoney」と同様のプリペイド式電子マネー事業・ビットキャッシュを提供しており、今後も「WebMoney」を運営する上でもさらなるサービス拡充が見込まれるという。なお、コンビニ店頭のマルチメディア端末で購入する、
シートタイプや、WebMoneyギフトカードは引き続き利用可能だ。
「WebMoneyプリペイドカード」のサービス終了に関するスケジュールは以下の通り。
■WebMoneyプリペイドカード申込
2025年12月23日(火)11時■送金・払出
2026年1月15日(木)15時
※磁気カードを使った払出は、2026年3月下旬まで利用可能■カードの有効期限更新
2026年1月31日(土)24時■カードの再発行
2026年2月27日(金)15時■Mastercard®加盟店でのお支払い
2026年3月31日(火)15時■WebMoney加盟店でのお支払い
2026年3月31日(火)15時■WebMoneyウォレットアプリ
2026年9月30日(水)15時
なお、支払方法としてWebMoneyプリペイドカード、WebMoneyプリペイドカードLiteを登録している場合、早めの変更手続きが推奨されている。変更しないまま2026年3月31日を過ぎてしまうと、以降の支払いができなくなり、当該サービスが利用できなる場合がある。
またサービス終了にともない、資金決済法に基づく残高の払い戻しを実施することも明らかにされている。払い戻しの受付開始は2026年4月1日からを予定しているとのこと。詳細については公式サイトのお知らせも参照されたい。
