Contention Gamesは3月25日、ボードゲーム『Slay the Spire: The Board Game』の拡張セット『Slay the Spire: The Board Game – Downfall』のクラウドファンディングをKickstarterにて開始した。実施期間は日本時間4月10日午前4時まで。
クラファン開始からわずか10分間で目標金額の5万ドルを達成し、開始から10時間経過した執筆時点ではその40倍を超える、約230万ドル(3億6000万円)以上の金額が集まっている。
📢 The Kickstarter campaign for the Slay the Spire board game Downfall expansion is LIVE NOW!!
— Mega Crit ⚔️ Slay the Spire 2 Out Now! (@MegaCrit) March 24, 2026
The fan-favorite community mod for StS1 is getting its own OFFICIAL expansion to the board game, allowing you and your friends to play as some of the Spire’s infamous bosses. pic.twitter.com/PMObxkrt9g
なお、日本語版については、海外向けクラファンの終了にあわせて、ケンビルが国内向けに別途クラファンを実施する予定であることを発表している。海外版クラファンでは日本語版は選択できないため、そちらを入手したい方は注意しよう。
【スレスパ拡張!】
— ケンビル (@tg_kb) March 12, 2026
ケンビルは、『Slay the Spire: The Board Game』の拡張『Downfall』の日本語版をリリースいたします!
現時点で海外版元のContention Gamesと合意に至っている内容について、お伝えいたします。https://t.co/OD661iJcw8
💡概要… pic.twitter.com/mWpaDGOJaq
原作の『Slay the Spire』は、Mega Critが手掛けるデッキ構築型ローグライクゲームだ。敵を倒しながらカードやレリックを集めてデッキを強化し、ダンジョンの攻略を目指すゲームプレイで「デッキ構築型ローグライク」というジャンルを確立し、多くのフォロワー作品を生んだ。
続編となる『Slay the Spire 2』が3月5日にSteam向けの早期アクセスを開始し、1週間で300万本を売り上げるなど、いま改めて大きな盛り上がりを見せているシリーズだ。
原作を忠実にボードゲーム化した『Slay the Spire: The Board Game』は、2022年にKickstarterにてクラウドファンディングキャンペーンを実施。日本語版は2025年9月12日に一般販売された。原作のフレーバーを感じさせる700枚超のカードとおなじみのキャラクターたちのフィギュアなどを収録したデッキ構築ゲームで、最大4人までプレイ可能だ。
画像はSlay the Spire: The Board Game日本語版公式サイトより
そして今回の拡張セット『Downfall』は、原作ゲームのファンコミュニティが制作した同名の人気MODをベースにした、公式ボードゲーム拡張だ。なお、本作を遊ぶには、『Slay the Spire: The Board Game』の基本セットも必要になる点に注意したい。

原作MODの『Downfall』は、通常のゲームでは敵として登場する塔のボスキャラを操作できるようになるファン制作の拡張コンテンツだ。塔を攻略しようとするアイアンクラッドたちを自ら迎え撃つため塔を下る逆転の発想と、ボスキャラごとの独自ギミックの面白さで人気を博してきた。筆者は「ガーディアン」の「マルチ・ビーム」を強化して敵を一掃するのが好きだった。

ボードゲーム版の拡張セットでも、プレイヤーはスライムボス、ガーディアン、ヘクサゴースト、そして新キャラクターのハーミットを操作し、通常ゲームのプレイアブルキャラたちと「ネオー」の討伐を目指す。原作MODでは「ハーミット」は塔を攻略する側の立ち位置だったが、今回はボスキャラと共に戦うようだ。
公式のFAQによると、通常ゲームのキャラとDownfallのキャラを混ぜて遊ぶこともできるようだ。自分自身と戦う奇妙な状況を避けるため、ボスのリロールも可能とのこと。『Slay the Spire 2』ではマルチプレイも実装されたが、原作ではありえなかった通常キャラとボスキャラの「共闘」も、ボードゲーム版ならではの魅力になりそうだ。
『Slay the Spire: The Board Game – Downfall』の海外向けクラファンは現在開催中。前述のとおり、日本語版を入手したい場合は、ケンビルが開催する国内向けクラファンを待つのがいいだろう。


