【※更新 2026 5/7 15:30】株式会社ドリコムからの発表をもとに記事内を更新しております。
Atariは5月7日、RPG『Wizardry(ウィザードリィ)』シリーズ初期5作品およびその基礎となるIPの完全かつ独占的な権利を取得したと発表した。
株式会社ドリコムは本件について、「アタリがドリコムから『Wizardry』に関する権利を取得した」という報道を否定。ドリコムは引き続き『Wizardry』シリーズの国内外の商標権を保有し、今後も『Wizardry』の商標権等の権利を売却する意思はないとの声明を公開している。
なお、ドリコムによれば、アタリが「ウィザードリィ」シリーズ第1作から第5作の権利を元の権利保有者から買収したという旨の連絡を受けているそうだ。
Atariが権利を獲得した5タイトルは以下の通りだ。
【「Wizardry(ウィザードリィ)」シリーズに関する一部報道について】
— 株式会社ドリコム 公式 (@drecomofficial) May 7, 2026
一部メディアにおいて、Atari…
Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord /『ウィザードリィ 狂王の試練場』(1981年)
Wizardry II: The Knight of Diamonds /『ウィザードリィII ダイヤモンドの騎士』(1982年)
Wizardry III: Legacy of Llylgamyn /『ウィザードリィIII リルガミンの遺産』(1983年)
Wizardry IV: The Return of Werdna /『ウィザードリィIV ワードナの逆襲』(1987年)
Wizardry V: Heart of the Maelstrom /『ウィザードリィV 災渦の中心』(1988年)
※プレスリリースより引用
「ウィザードリィ」は、1981年にシリーズ第一作がアメリカで発表されたコンピューターRPG。パーティー編成や迷宮の探索、モンスターとの戦闘やキャラクター成長などの要素は、後世のさまざまなRPGに多大な影響を与えており、RPGの始祖とも称されている。
Atariによると、今回の権利取得には、上記以外の「ウィザードリィ」関連のゲームや契約上の権利、およびその他の知的財産権も含まれているという。発表では、ファミコン、スーパーファミコン、PC向けのオリジナル版『ウィザードリィ』に登場する呪文やキャラ、舞台やモンスターなどの権利は25年以上にわたって開発者やファンが利用できない状態となっていたようだ。
同社は今後、デジタルおよびパッケージ版両面での流通拡大にくわえ、リマスター版、コレクション版、新作の制作を通じて展開していく予定とのことだ。さらに、ゲーム以外の展開として、マーチャンダイズをはじめカードゲーム・ボードゲーム、書籍・コミック、テレビ・映画プロジェクトなどの計画も予定されているという。
なお、公式リリースでは、本シリーズのフランチャイズ共同制作者であるロバート・ウッドヘッド氏、アタリのCEO兼会長であるウェイド・ローゼン氏によるコメントが掲載されている。
