コナミグループ株式会社は5月8日、2026年3月期の連結決算を発表した。
今回の発表によれば、売上高、事業利益、営業利益、税引前利益および親会社の所有者に帰属する当期利益の全ての区分において3期連続で過去最高を更新したという。
事業利益が前連結会計年度比より31.6%増加の1435億8300万円、売上高は4936億7700万円(同17.1%増)、営業利益は1358億9100万円(同33.3%増)、最終利益は1000億1300万円(同33.9%増)と増収増益を達成した。

デジタルコンテンツ事業では、『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』が世界累計出荷本数200万本を突破。『SILENT HILL f』や、シリーズ史上最大ボリュームの『桃太郎電鉄2~あなたの町も きっとある~』といった新作を発売し、売り上げを伸ばしている。
モバイルゲームでは、新作剣と魔法のファンタジー世界を舞台に、冒険者を育てる育成シミュレーションRPG『パワプロアドベンチャーズ』の配信を開始。これらにくわえて、『遊戯王カードゲーム』の世界観を描くプロモーションショートアニメシリーズ『Yu-Gi-Oh! CARD GAME THE CHRONICLES』をYouTube「遊戯王OCGチャンネル」にて2025年4月より毎月公開している。
また、シリーズ累計10億ダウンロードを超え、家庭用・PC・モバイルで配信中の『eFootball™』が引き続き好調を推移。野球ゲーム『eBaseball™: MLB PRO SPIRIT』では大谷翔平選手の新キービジュアル公開や新たに「カジュアルモード」を導入するなど、幅広いプレイヤー層へ向けた進化を遂げた。
また、「2026 WORLD BASEBALL CLASSIC™」に出場した日本代表「侍ジャパン」の選手が登場する施策などを展開した『プロ野球スピリッツA』や、9000万ダウンロード記念施策を実施した『遊戯王マスターデュエル』などが、引き続き多くのプレイヤーから好評を獲得。
このほか、『遊戯王カードゲーム』と『eFootball™』シリーズの期間限定スペシャルコラボレーションを実施した。
eスポーツにおいては、『eFootball™』を競技タイトルとする公式eスポーツ大会「eFootball™ Championship 2025 World Finals」や、国際サッカー連盟(FIFA®)と共同開催の世界大会「FIFAe World Cup 2025™」が開催。
また、『WBSC eBASEBALL™パワフルプロ野球』を競技タイトルとする世界野球ソフトボール連盟(WBSC)主催の世界大会にくわえ、モバイルゲーム『プロ野球スピリッツA』を競技タイトルとした大会の決勝も開催された。
『遊戯王カードゲーム』は、世界トップデュエリストを決定するeスポーツ世界選手権「Yu-Gi-Oh! World Championship 2025」全4部門の決勝戦をフランスのパリで開催し、大きな盛り上がりを見せた。
この結果、事業の連結売上高は3709億5000万円(同21.5%増)となり、事業利益は1360億600万円(同37.5%増)となった。
このほか、アーケードゲーム事業も国内経済が緩やかに改善していることを受け、市場全体として堅調に推移。売上高は263億5300万円(同9.6%増)、事業利益は67億7900万円(同4.8%増)を記録した。
ゲーミング&システム事業では、米国の関税措置や、新筐体発売前の買い控えによる影響を受け、売上高が430億7700万円(同1.0%増)と微増だった一方、事業利益は36億5000万円(同50.4%減)と半減。
スポーツ事業は、売上高494億8400万円(同1.9%増)、事業利益34億1100万円(同52.9%増)と大幅な増益を達成している。
2027年3月期の業績は、売上高は5050億円(前期比2.3%増)、事業利益は1500億円(同4.5%増)、営業利益は1430億円(同5.2%増)、最終利益は1010億円(同1.0%増)となり、EPSは745.08円を見込む。株価収益率は25.7倍となる。
