KADOKAWAは5月14日、2026年3月期の決算短信および決算説明資料を公開した。
資料内では、同社グループのゲーム事業におけるフロム・ソフトウェア関連の動向として、『ELDEN RING NIGHTREIGN』の国内外での販売が好調に推移したことや、2026年発売予定の『ELDEN RING Tarnished Edition』『The Duskbloods』の見通しなどが示されている。

決算短信によると、KADOKAWAのゲーム事業は2026年3月期に売上高297億8100万円、セグメント利益75億4100万円を記録。前年同期比では売上高が11.4%減、セグメント利益が20.9%減となった。なお、これはフロム・ソフトウェア単体ではなく、KADOKAWAのゲーム事業全体の数値となる。
同資料では、ゲーム事業について、フロム・ソフトウェアが発売した新作『ELDEN RING NIGHTREIGN』の国内外での販売が好調に推移したものの、『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』の販売および『ELDEN RING』本編のリピート売上が好調だった前年同期からは減収となったと説明されている。
利益面でも、上記の減収要因を中心としてセグメント全体で減益となった。

また、決算説明資料では『ELDEN RING NIGHTREIGN』について、5月発売の本編が好調に推移したことにくわえ、12月に発売された同作DLCも「非常に高い装着率」を実現したとされている。
今後の見通しとしては、フロム・ソフトウェアからNintendo Switch 2向けに『ELDEN RING Tarnished Edition』と、完全新作『The Duskbloods』が2026年に発売予定。KADOKAWAは両タイトルの貢献を見込み、グローバルでのファン層のさらなる拡大を図るとしている。
『The Duskbloods』については、Nintendo Switch 2専用タイトルとして展開され、資料内では「2026年に世界同時発売」と明記されている。任天堂との共同販売により、地域に応じて販売を分担することも説明されている。

中長期の方向性としては、フロム・ソフトウェアについて、自己資金での開発やパブリッシング体制を含むビジネススキームの最適化を通じて収益最大化を進めるとしている。くわえて、ゲームIPの開発力強化や人材育成、映像化をはじめとしたメディアミックス展開もさらに推進していく方針だ。
